ジハードとテロリズム - 日本人が知らないイスラムの掟

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ジハードとテロリズム - 日本人が知らないイスラムの掟

  • 著者名:佐々木良昭
  • 価格 ¥679(本体¥618)
  • PHP研究所(2021/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569639192

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内容説明

イスラム教徒によるテロは、なぜ続くのか。彼らの唱える「ジハード」とは何か。そして彼らの目指す世界とは……。本書は、イスラム世界に渦巻く戦いの論理を読み解き、現代のネットワーク社会が生み出したバーチャルな世界国家の実像を浮き彫りにする。衛星放送・インターネット・携帯電話によって共有される情報と憎悪の感情。世界中のモスクから集まる無尽蔵の資金。自由に移動し、画策するテロリストたち……。いまや、日本も彼らの標的となっているのだ。現地で生活を共にするなかで知り得たイスラム教徒たちの本音を解き明かし、テロリズム時代の行く末を大胆に展望する。 [目次より]第1章 イスラム原理主義の正体/第2章 イスラムの掟とジハード/第3章 イスラム世界 繁栄の壁/第4章 歴史のないイスラム世界/第5章 「バーチャルな世界国家」の完成/終章 テロリズム時代の行く末

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

8
相手がたとえ強大であっても、確固とした形を持っているのならば対処の仕様もある。もしも本当にかなわない相手ならば、和睦を選ぶこともできる。しかし、空気によってまとまっているとしても、中心となる存在がいない相手では、倒すことも、和解することもできない。それは相手取ったときに非常に難しい存在である。2013/10/13

なーちゃま

4
読書ノートはnoteへ→ https://note.com/socialstudies/n/n90c347ad1609 習俗がしっかり書かれており、イスラム教とムスリムを身近なものに感じさせてくれる。これは著者がイスラーム文化に自ら浸かり、文化を実践しているからこそできる業だろう。だからこそ、タイトルはもっとそぐうものに変えてもいい気がした。『ジハードとテロリズム』というより、イスラムの習俗の根本的解説といったかんじ。イスラームのことが最もわかった本でした。2021/03/16

nutts

2
イスラム教徒がどのような思考特性、歴史観を育むのか、背景としてどんな地域・気候的要因があるのか、取っ掛かりとしては非常に分かりやすい。対話が成立しない相手を知らず知らず自分と同じもののように捉えてはいないか。時折振り返らなければ。中心がない組織って一番相手にするのが難しいうえに、SNSとの親和性抜群。これは驚異だ。2015/04/13

Shigeki Nakamura

1
105円で興味本意で買った本だったが、イスラム教徒の価値観がよく示されていて、面白かった。リーダーがいないことや寄付が日常的に行われていること(資金集めが容易)など興味深かった。2014/10/06

可兒

1
講演を聞く予習。どうも実体験に比重を置いて書いているようだ。まあこういう紹介本で、イスラム側から中立寄りにしただけいい人なのだろう2011/02/21

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