重要証人:ウイグルの強制収容所を逃れて

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紙書籍版価格 ¥2,200
  • Kinoppy

重要証人:ウイグルの強制収容所を逃れて

  • ISBN:9784794225269

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内容説明

いま、中国の新疆ウイグル自治区では何が行われているのか?
命がけで強制収容所から逃れた女性が証言する衝撃的な実態!

著者は新疆ウイグル自治区で生まれ育ったカザフ人女性。
医師であり教師であり、二人の子供をもつ母親。
日に日に住民に対する監視態勢が激化するなか、ある日突然、拘束されて
再教育施設と呼ばれる強制収容所に連行される。
そこで行われていたのはウイグルに生きる少数民族への想像を絶する弾圧だった。
自分たちの言葉を禁じられ、伝統も文化も宗教も奪われて中国共産党への忠誠を誓わされる。
繰り返される拷問、洗脳、レイプ。そしてその先に待ち受ける死。
命がけで隣国カザフスタンに脱出した著者は、2018年、法廷に立って
ウイグルで現在進行中の地獄のような実態を証言した。
その衝撃的な事実は各国の主要メディアによって次々と報道され世界中に激震が走った――。

繰り返される脅迫にもひるむことなく勇気ある証言を行った著者に対して、
2020年には米国務省から国際勇気ある女性賞(IWOC)、
2021年にはニュルンベルク国際人権賞が授与されている。

解説=櫻井よしこ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばたやん@かみがた

96
《今ここにある地獄が示す中国共産党の真の野望》重い。既にメディアや書籍で伝聞してる事柄とは言え、当事者の口から語られるとやはり衝撃的だ。取り分け2016以降、カザフ人ウイグル人集落で一夜に張り巡らされた監視カメラ、住民のスマートフォンへ強制的に仕込まれた監視アプリ、網膜・声紋など不要な個人情報の採取、臓器を抜き取られた子供の死体、中国人と「家族」になるためと称して強制的に豚肉の入った食事を中国人家族と共にさせられる、そして女性は夜ホスト側の男性と同衾を余儀なくされる、等の証言。(1/5) 2021/10/23

きみたけ

62
中国の人権問題について少し勉強しようと思いこの本を手にしましたが、内容がスゴすぎて言葉に出来ません。「職業訓練センター」とは名ばかりの強制収容所施設での目を覆うような虐待、拷問、人権侵害の数々。ナチスよりも恐ろしい「民族浄化」の悪行が21世紀のこの世の中で起こっているのがとても信じられません。先日読んだ「日本はすでに侵略されている」で既に北海道や沖縄の土地を中国人に買収されているとのこと。中国共産党による「三段階計画」の名のもと、将来日本も中国に侵略されたら。。と考えると身震いします。2021/12/30

キムチ27

57
凄い書だった。ナチス以上と言われるジェノサイドの実態、そして今後への見通しに国連を始め、各国が手をこまねくことが予測される危惧。筆者が身を持って体験した地球上の地獄を綴っている。予測はしていたものの、何度か読み続けられず、ぽつぽつと文を、文字を追った。2035年少数民族同化計画完了と習近平は豪語する。先日読んだ石平氏の著作でも「毛沢東以上の恐ろしい人物」と評された彼。筆者が幾度も瀕死のリンチを受けた収容所の下りでは現実とは思えない場面が随処に現れる。コロナではなく「心のウィルス」攻撃は地球上余すところなく2021/10/26

えむ女

56
衝撃的な一冊だった。ウイグル自治区、チベットの弾圧や人権侵害、香港の問題、台湾との問題などニュースでチラリと目にしていても遠いことだと思っていたが、この賢く勇敢な女性と家族、支援者がいなければ実態を告発する機会はなく知ることもなかった。三国志や史記でロマンあふれると思い込んでいた中国が共産党の暴虐で国民を、周辺国を、途上国を犠牲にしている現実があった。2021/11/18

pohcho

55
衝撃のノンフィクション。中国に住むイスラム教の少数民族がどんな目にあっているのか。職業技能教育訓練センターという名の強制収容所。自分たちの言葉を禁じられ、伝統も文化も宗教も奪われ中国共産党への忠誠を誓わされるというのは想定内だが、健康な人が臓器をとられたり(臓器は売買される)若い娘が皆の見ている前で職員に輪姦されるってナチスよりもひどいのではないか。あまりの凄惨さに言葉が出ない。ウイグル自治区だけでなくチベットやモンゴル、香港、台湾もあり。中国という国がどこに向かっているのか。多くの人に読んで欲しい一冊。2022/01/13

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