内容説明
終わりのない長い旅は、このときからはじまったのだ――。
カナダ、アラスカ、グリーンランド、ノルウェーなど北極圏とその周辺地域「極北」。
なかでも世界を駆け抜ける写真家・石川直樹にとって、20歳のときに登頂したアラスカの象徴・北米大陸最高峰のデナリ山は、すべての旅の〈原点〉だった。
極寒の地に生きる人々の暮らし、厳しくも美しい自然への畏怖。
人間の野生を呼び覚ます圧倒的な世界との出会いを瑞々しい文章で綴る。
開高健ノンフィクション賞受賞『最後の冒険家』以来、初の長編エッセイ、待望の文庫化!
目次
デナリ
アンカレジ
フェアバンクス
タルキートナ シトカ
ノーム シシュマレフ コッツビュー
ヌーク
カンゲルルススアーク イルリサット
ノルウェー北極圏
スヴァルバール諸島
イヌビック タクトヤクタック
二度目のデナリ
極北へ、ふたたび
解説 渡邊十絲子
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