創元推理文庫<br> 自由研究には向かない殺人

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創元推理文庫
自由研究には向かない殺人

  • ISBN:9784488135058

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内容説明

高校生のピップは自由研究で、5年前に自分の住む町で起きた17歳の少女の失踪事件を調べている。交際相手の少年が彼女を殺害し、自殺したとされていた。その少年と親しかったピップは、彼が犯人だとは信じられず、無実を証明するために、自由研究を口実に警察や新聞記者、関係者たちにインタビューをはじめる。ところが、身近な人物が次々と容疑者として浮かんできてしまい……。予想外の事実にもひるまず、事件の謎を追うピップがたどりついた驚愕の真相とは。ひたむきな主人公の姿が胸を打つ、英米で大ベストセラーとなった謎解きミステリ!/解説=若林踏

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

367
2021年翻訳ミステリ賞上位(ミステリが読みたい!第1位、このミステリーがすごい!第2位、週刊文春ミステリーベスト10第2位、本格ミステリ・ベスト10第2位)という事で、図書館に予約、約半年後に漸く読めました。期待に違わぬ面白さ、「ソロモンの偽証」+ジェフリー・ディーヴァーの様な感じですが、これがデビュー作だとは思えません。個人的には、2021年1位独占の「ヨルガオ殺人事件」よりも上です。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000009527.html2022/05/09

goro@80.7

260
読友さんのレビューを拝見して手に取りました。高校生の女の子ピップが自由研究の題材として取り上げたのは、自分の街で5年前に起こった女子高校生失踪事件に絡む犯人とされた同級生男子の自殺事件。本書の体裁もところどころ自由研究としての記録や相関図、メモなど斬新な手法で進められてて、また聡明で公平なピップの造形と相まってこちらもリポートを覗いてるような感覚でした。加害者家族の苦悩と周りからの偏見。少しづつ暴かれる事件の闇の深さ、傷つけたくなのに真実から目が離せないピップの想いも強く印象に残る作品。次作も期待です。2021/09/27

cinos

247
女子高生が自由研究として5年前に町で起きた殺人事件を調べる。犯人とされた少年が無罪と信じて。殺されたとされる少女の死体がみつかっていないので、ヒラリー・ウォーの作品を思い出します。女子高生ピッパの一人称が正義感にあふれ、スリリングで、楽しくて元気になれます。評判通りの面白さです。2021/09/18

ナルピーチ

245
5年前に起きた女子高生の失踪事件。容疑者は当時の交際相手と言われるも、当事者の自殺によって幕を閉じる。それから5年後、主人公の“ピップ”は自由研究と称してこの事件の真相を探るべく、関係者にインタビューをしていくことに。続々と現れる怪しい人物。ウソをついているのは誰?証言を積み重ね、推論を立てていく…。とにかくピップの行動力が凄かった!途中で挫けそうな場面もあったけど、彼女の勇気と信念によって事件の確信へと迫っていく。既に3作目までの構想があるとか。ピップの活躍がまだまだ見れそうで楽しみです!2022/02/20

bunmei

228
不可思議なタイトルに魅かれて手に取った。ある街で5年前に起きたアンディーの失踪事件の真相を巡るミステリー。高校生のピップが、改めて学校の自由研究として失踪事件の調査を始める。事件の関係者の家族や友人への強引なインタビュー、または警察の資料などをもとに、容疑者と思われる人物を辿っていく。調査の結果見えてきたのは、アンディーの裏の姿。陰湿ないじめ、歪んだ家庭、尻軽女、ドラッグ等、5年前の捜査では浮かび上がらなかったアンディーの本性が明らかになる。失踪中のアンディーの安否は…?外国作品らしい構成、展開である。 2021/12/05

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