夜ふけに読みたい植物たちのグリム童話

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夜ふけに読みたい植物たちのグリム童話

  • ISBN:9784582838756

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内容説明

人気「夜ふけに読みたいおとぎ話」シリーズのグリム童話続編。アーサー・ラッカムの美しい挿絵とともに、植物たちのおとぎ話を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おはなし会 芽ぶっく 

15
『 香りバラの姫 / ゆきしろとばらべに / いばらのユダヤ人 / 六羽の白鳥 / カーネーション / わらと炭とそら豆 / ルンペルシュティルツヒェン / 天のからざお / キャベツろば / 三人の糸つむぎおばさん / くず亜麻のお返し / 梁の木 / 白雪姫 / 黄金の鳥 / 泉のほとりのガチョウ番の女 / 一つ目、二つ目、三つ目 / ラプンツェル / 三枚のヘビの葉 / 灰かぶり / 腕利き四人兄弟 / 本当の花嫁 / マレーン姫 』2021/09/03

ふう

11
童話とか神話って案外理不尽で不合理だったりする(「いばらのユダヤ人」とか理不尽極まりないだろ)。なんでだろう。正直”因果応報”、”勧善懲悪”って言葉が当てはまらないお話多し。タイトルに「植物たちの」って入ってたが、最初からあまりの理不尽さに目を奪われて植物のことすっかり忘れてたw こんなの読み聞かせして子供に「なんで関係ない人がいじわるされるの?なんで悪い人は放っておかれていいの?」とか聞かれたら私答えられないなあ。当て馬というか不憫な人が多すぎるのは童話の特徴なのか? 2021/12/17

とも

8
植物に関するグリム童話。知ってる話も知らない話も知ってるけど内容違う話も。 灰かぶりで植物って言ったらカボチャでしょ?とか思ってたけど馬車も御者も出てこなかったです。 短い話が多くてしっとりめ。今の季節に合いそうです。2021/11/09

ともブン

6
夜更けに読みたい童話シリーズ2冊目。必ずしも教訓が含まれる訳ではなくて不条理な話もあるけど、民間伝承らしいとも言えるかな。シンプルなお話が多く、少しずつ読み進める楽しさがあった。後年大きく話が膨らまされているものも多そう。例えば、本作に収録されているシンデレラの原話「灰かぶり」。魔女やかぼちゃの馬車は出てこないしガラスの靴でもない。12時の鐘は鳴らず、階段でつまづいたのはタールの仕掛けのせい。面白く読んだ。ラプンツェルの原話もあり、こちらもいつかアニメ作品を観る機会があれば比較が楽しそう。2022/05/31

メガネねこ

3
★★★★★植物にまつわるグリム童話を蒐集した本。グリム童話というのは奇天烈な展開で突拍子もない話が多い。そして残酷なシーンが平然と出てくる。2022/11/20

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