内容説明
脱成長、それは自然と人間が融和する未来
危機的状況にある地球環境を守るには、経済成長を追い続けた人間の活動を根本的に見直すしかない。生命の源である自然を守り、富の偏在と経済格差を縮小する持続可能な世界へと誘う、コロナ後のドイツで16万部を超えたベストセラー。
斎藤幸平（経済思想家）氏 推薦！
なぜ脱成長が必要なのか。マルクス・ガブリエルの同僚が打ち出すポスト資本主義の未来を刮目せよ。
【著者】
マーヤ・ゲーペル
1976年生まれ。ドイツの政治経済学者、持続可能性研究者。ドイツ地球変動諮問評議会（WBGU）の元事務局長、ニューインスティテュート（The New Institute）の科学ディレクター。リューネブルク大学の名誉教授でもある。
三崎和志
東京慈恵会医科大学教授
大倉茂
東京農工大学講師
府川純一郎
横浜国立大学非常勤講師
守博紀
高崎経済大学非常勤講師
目次
第1章 招待状
第2章 新たな現実
第3章 自然と生命
第4章 人間とふるまい
第5章 成長と発展
第6章 技術の進歩
第7章 消費
第8章 国家・市場・公共財
第9章 公正
第10章 思考と行動
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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招待状 新たな現実 自然と生命 人間とふるまい 成長と発展 技術の進歩 消費 国家・市場・公共財 公正 思考と行動 新たな現実・密な世界 古い現実・疎らな世界 1970年代・成長の限界 市場原理主義的な刑事理論＝新自由主義 ホモ・エコノミクスは新たな現実に対応せず 経済成長が無限に可能＝いつわりの現実 リバウンド効果：成長優先で環境負荷↑ デカップリング：成長と環境への負荷を切り離し 現実力氏が希望の未来を構想するために不可欠 外部かされた真のコスト→価格に反映されず 環境保護の民営化 環境保護と公正2021/07/28
kiki
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環境思想ゼミにて。そうよね〜て内容。ホモエコノミクスのくだりは、はじめてちゃんと聞く内容だった。2022/05/18
