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内容説明
京セラを創業し、第二電電の設立やJAL再生などで日本社会を大きく変えた稲盛和夫。
巨大企業の中心にいながら、自らの利益を追求するのではなく、
社会に尽くす姿勢を貫き、多くの支持者を得る、日本を代表する経営者です。
稲盛は進学も就職も希望通りにいかず、決して最初から順風満帆な人生だったわけではありません。
しかし、転職を迷っていた頃、今の仕事に「不満を感じなくなるぐらい没頭しよう」と決心したことで
道がひらけ、熱い想いで研究に取り組んで成功を手繰り寄せたのです。
また、それに留まらず「人間として正しい」ことを成すために多くの社会事業に取り組み続けたことで、今日の名声を確固たるものにしたのです。
そんな稲盛和夫の言葉には、彼の熱い魂と粘り強さ、
そして最も大切にする「利他の精神」がたっぷりと詰まっています。
本書では、そこから80の言葉を厳選し、豊富な実例を交えて分かりやすく紹介します。
稲盛和夫の言葉が、きっとみなさまの魂をも熱く燃やし、夢の実現に導くでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hydlide hydlide
2
自分の仕事上の考え方を振り返るために、日々少しずつ読み進めました。色々な考え方も、やりきることだったり、お客様のためにということだったり、いくつかのページに付箋をつけたので、たまに振り返りたいと思います。2022/02/05
にち
2
ド真剣に生きる。 真面目な性格の人に是非読んでほしい作品。 実際私も読んでみて、だいぶ救われる内容が多かった。 器用な人に比べたら圧倒的に報われないことの方が多いかもしれないが、たった一度でも大きく見返すことができれば良いと前向きに思うことができた。2021/05/05
ゼロ投資大学
1
京セラとKDDIの創業者であり、経営破綻した日本航空を三年で再生させた経営の神様稲盛和夫氏の人生哲学。言葉に重みがあり、トップとして常に人々の模範である存在であり続けた。誰よりも努力することの必要性を何度も強調していたのが印象的である。人生で大事にすべき原理原則を学べる。2023/04/12
ロドニー
1
生きた哲学の本。経営で大切なこと、結局は人間として何が正しいかを実行すること。自分の能力や会社の利益は私欲でなく、公の為に使う。誰でもそうありたいと願うが、そうならない場合は往々にしてある。日々自分の行動を振り返り自身を叱咤する。その積み重ねが有るべき姿に近づく唯一の方法な気がした。従業員が安心し喜んで働ける環境が社会から信頼と尊敬を受け、その結果素晴らしい業績を残せる。一方ダブルチェックの徹底。根底には、弱い人間の心を不正やミスから守るという思い。なるほど。禅の本同様、迷った時に読み返したい一冊。 2022/11/20