幻冬舎単行本<br> プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる

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幻冬舎単行本
プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる

  • 著者名:尾原和啓【著】
  • 価格 ¥1,485(本体¥1,350)
  • 幻冬舎(2021/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344038332

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内容説明

完成品ではなく「制作過程」を売る!
“良いモノ”だけでは稼げない時代の新常識

インターネットによって完成品はすぐコピーできるようになった。だから完成品で差別化するのは難しい。
そんな時代にはプロセスにこそ価値が出る。なぜならその人だけのこだわりや哲学が反映されたプロセスは誰にもコピーできないからだ。
完成品ではなく制作過程そのものを売る。
プロセスエコノミーはこれからを生きる全ての人の武器になる。

めちゃくちゃ面白い。価値の源泉が「アウトプット」から「プロセス」に移行する。全ビジネスパーソンにとって必読です!
山口周

プロセスエコノミーは“道”を極める日本人にとって大チャンス!
けんすう(古川健介)

プロダクトはプロセスのメディアになる
一橋大学教授楠木建


第1章 なぜプロセスに価値が出るのか
乾けない世代の誕生
乾けない世代が重要視する「幸せの3要素」
「役に立つ」より「意味がある」
グローバル・ハイクオリティかローカル・ロークオリティか
所属欲求を満たすための消費活動
不安な時代のアイデンティティとしてのブランド
「信者ビジネス」の正体
世界の若者の「日本のオタク化」
フィリップ・コトラーの「マーケティング4・0」
6Dですべてのアウトプットが無料に近づく
2050年に電気代はタダになる?
物体そのものがなくなる未来
シンギュラリティ大学の「エクスポネンシャル思考」

第2章 人がプロセスに共感するメカニズム
オバマ大統領を誕生させた「Self Us Now」理論
ノーベル経済学賞学者の「システム1」「システム2」理論
デービッド・アーカーの「シグネチャーストーリー」
「人のために」という欲望
ハイネケンの最高すぎるCM

第3章 プロセスエコノミーをいかに実装するか
「正解主義」から「修正主義」へ
「幸せの青い鳥」はどこにいる?
「オーケストラ型」から「ジャズ型」へ
情報をフルオープンにして旗を立てる
クリエイターを応援してくれるセカンドクリエイター
アウトサイド・インかインサイド・アウトか

第4章 プロセスエコノミーの実践方法
1億総発信者時代の「Why」の価値
伝統文化の「心技体」
スティーブ・ジョブズ亡きあとのAppleの課題
最強のブランド「宗教」に学ぶ
サイモン・シネックのTEDプレゼンテーション
楽天で人気店になるための3つの法則
「しくじり」が共感を呼ぶ
「シンパシー」「コンパッション」という2種類の応援
ジャングルクルーズ型かバーベキュー型か

第5章 プロセスエコノミー実例集
BTSが世界市場で突き抜けた理由
ジャニーズ事務所の緻密なファン戦略
中国シャオミの「みんなで作り上げるスマホ」
メルカリでは野菜を売れ
「北欧、暮らしの道具店」が成功した理由
ゲーム配信と Clubhouseがヒットした理由
予測不能なプロセスこそ一番の果実
創業9年で10億ドル企業になった「Zappos」
広告宣伝費がゼロになる時代
Y Combinatorのオフィスアワーが生んだAirbnbとStripe

第6章 プロセスエコノミーの弊害
自分を大事にして常に「Why」に立ち返る
プロセスエコノミーは調整のレバーを間違えてはいけない
大切なのは他人ではなく自分のモノサシ
フィルター・バブルの危うさ
SNSがもたらすプロセスの肥大化
「主体」を「観客」にするな
「現実を視よ」
「Will」「Can」「Must」の順番を間違えない

第7章 プロセスエコノミーは私たちをどう変えるか
世界的ベストセラーを生んだプロセスエコノミー的な生き方
人生をEX化する
夢中の3条件
Googleの20%とマインドフルネス
2割の働きアリはなぜ砂糖を見つけられるのか
うろうろアリが生み出した Netflix
「ジグソーパズル型」から「レゴ型」へのパラダイムシフト

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

109
まあまあ。今の時代は完成された製品・サービスの質がみんな高くなりすぎて差別化できない状態になってるから、つくる過程を思い切って公開し、周りの人を巻き込むことが大事になるということを主張する一冊。見た目よりもボリュームが少ないのでサクッと読める。あと、ちゃんと後半部分でプロセスエコノミーの弊害というか、気をつけるべきポイントも書いてあるのが親切。少し思うところはあったけど、今の自分には読んでおいていい本だった。2021/11/05

Tenouji

64
IT業界に関係する面白そうな会社の動向を教えてくれる内容。著者の、新しい動きを的確に言い表す語彙力とあいまって、面白く読ませていただいてます。リスクを避けることを考えてばかりでは、感情が動かない、ということなんだが、こういう事って、昔からバランスを取るべき問題だったような気がしていてる。言葉を変えて伝えるべき時代なんだよなぁ。2021/08/16

zag2

43
昨年話題になった本。読もう読もうと思いつつ今年も年末になってしまいました。発行から一年以上経っているためか、ちょっと違うかなと思うところもあるのですが、逆に正解は分からない中では、アウトプットよりプロセスに価値があるという本書の主張が正しいことの証明かも知れません。しかし一方で、著者の指摘するプロセスエコノミーの弊害も確かにありそうです。飛び付けば直ぐに新しいパラダイムに乗れる、というものでもなさそうです。2022/12/10

よっち

37
クオリティの水準が上がり続ける中、完成品で差別化するのが難しくなった時代。その人だけのこだわりや哲学が反映された誰にもコピーできないプロセスに価値を見出した一冊。グローバル・ハイクオリティかローカル・ロークオリティかといった観点も興味深かったですが、いいものを作れば売れる時代ではないからこそ、作品を作る過程のストーリーやなぜそれなのかという部分が問われるようになってきていて、セカンドクリエイターを含めた様々な手法や考え方、その上で見失ってはいけないものを説いたこの本にはたくさんのヒントがありました。2021/10/09

速読おやじ

35
出来上がったモノやサービスを売るだけでなく、その過程に付加価値を見出し、エコノミクスが生じるという。プロセスではない、結果が全てだ!的に育ってきたのに、プロセスエコノミーなんてモノがあるってどーゆーこと?!アウトプットの差が出なくてなってきている、だからプロセスで稼がないということのようで、キンコンの西野さんが絵本を作ったまさにそう。成果物出してナンボの世界から徐々に、知らないうちにシフトしていってるのだろうか。。2022/06/23

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