Voice 2021年8月号

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Voice 2021年8月号

  • 著者名:Voice編集部
  • 価格 ¥840(本体¥764)
  • PHP研究所(2021/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

2021年7月、中国共産党は結党100年を迎えた。7月1日の式典では習近平党総書記(国家主席)が「台湾の完全統一は歴史的任務だ」と述べたが、台湾問題以外にも香港やウイグル、さらには新型コロナウイルスの「初動」における情報秘から「戦狼外交」まで、世界の目が中国に向いていることは間違いない。とくに日本にとって中国とは、地政学的な意味合いも含めて「大難題」であり、いかに向き合っていくかを感情論抜きで考えなくてはならない。特集では昨秋に駐中国大使に就任し、「中国が警戒する男」ともいわれる垂秀夫氏への独占インタビューを掲載するほか、中国の各国への浸透戦略に警鐘を鳴らすクライブ・ハミルトン氏や、習近平の野望を分析する天児慧氏などが登場。中国という国の行動原理やその背景を紐解いたうえで、日本の戦略をさまざまな角度から議論する内容となっている。特別企画は「『五輪論争』の盲点」。コロナの感染状況など目の前の事象ばかりが語られるなか、より大きな視野で五輪を取り巻く問題を浮かび上がらせる。巻頭インタビューでは橋下徹氏が菅政権に「決定プロセスを見せよ」と提言するほか、東京都のデジタル戦略の旗振り役である宮坂学・東京都副知事の特別インタビューも必読だ。