Fashion Climbing ビル・カニンガムのファッション哲学、そのすべて

個数:1
紙書籍版価格
¥2,530
  • 電子書籍
  • Reader

Fashion Climbing ビル・カニンガムのファッション哲学、そのすべて

  • ISBN:9784022517364

ファイル: /

内容説明

彼にファッションを撮られ、ニューヨーク・タイムズに掲載されることはニューヨーカーにとっての最高のステータスだった……。カニンガムが自らの人生を生い立ちから告白、記者として純粋なファッションへの評価を貫いた武勇伝、その哲学を語る。帯に水原希子の推薦文、巻末に三宅一生の解説文を掲載予定!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

uryutalk

0
カメラマンになる前のビル カニンガムの自伝。結構帽子デザイナーだったころの自慢話が多いのだけど、その一方ではドン底描写もあり、とにかくフラットな人となりが出ていて面白い。ただ翻訳がいまいちな印象。最終章は時折首をひねりたくなるような感じ。原書で読むしかないのかなぁ。2023/01/27

tsubaki

0
期待以上に面白かった。 ドキュメンタリー映画を観て「芯の通ったお茶目な人」といった印象だった。 こちらは若い頃の自伝。美しい、楽しいと思うスタイルを作る人。そして 一つの事に情熱を注ぐ人。家族親族の反対があろうと、食事もできないカツカツの生活だろうと、兵役中だろうと、ファッションに携わって生きているビルは生き生きしてる。 自分の帽子ブランドを持ち、戦略的に店を回す。 ライターとなっても自分の審美眼とポリシーを1ミリも曲げない。 オートクチュールへの崇拝と言ってもいい。 また登場人物もとても魅力的。 2022/11/03

Shimpei Ohtsuji

0
この本を読むと、自分の仕事は「ファッション」ではなく単に衣服、アパレルを作って売るだけの仕事だなと強く感じる。ビルがファッションに魅了された1940年代から時代は変わり、オーダーメードから既製品、疲弊した大量生産大量消費の現代。現代の産業がやっていることは60年代から変わらずメゾンのデザインのコピーを作ること、それをサプライチェーンのグローバル化と消費地としてのアジアの圧倒的存在感が規模を変えただけだなと。「変わり続けることがファッション」だとビルは言うけれど、本当に今のま変わらなければ産業が死んでしまう2021/08/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18332851
  • ご注意事項

最近チェックした商品