日本経済新聞出版<br> 新・航空機産業のすべて 「空飛ぶクルマ」から次期ステルス戦闘機まで

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日本経済新聞出版
新・航空機産業のすべて 「空飛ぶクルマ」から次期ステルス戦闘機まで

  • 著者名:中村洋明【著】
  • 価格 ¥4,180(本体¥3,800)
  • 日経BP(2021/07発売)
  • ポイント 38pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532324179

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内容説明

航空機ビジネスに精通するプロが解説した、唯一無二の決定版テキスト!
コロナ禍で業界・企業はどうなる? 「環境適合」「空の移動革命」「超音速」の未来像を俯瞰する。

現在コロナ禍でエアラインは大打撃を受けており、サプライヤーである航空機産業も大変厳しい状況だ。逆に「今後どうなるか」に対する関心も高まっており、本書はこの疑問に正面から答える。コロナ禍による影響と産業の変容について、短期的視点と長期的視点の両方から述べる。
航空機産業の苦境が今後3-4年続くとしても、民間・軍事両面から、航空機産業の戦略的な重要性は変わらない。世界人口の増加、新興国の発展で航空機需要は強含みであり、ビジネスでリモートが盛んになり出張需要が低減しても、観光需要は今後も拡大を続けよう。
日本にとって、産業に与えるシナジー効果が自動車産業以上に大きく、安全保障からも喫緊の課題となっている重要な産業セクターであり、関係者向けのテキスト需要に応える。

目次

序章 これからの航空機産業を展望する
 新型コロナウイルスの影響は?
 三菱スペースジェットMSJの凍結をどう受け止めるべきか
 進展する電動化
 「空飛ぶクルマ」の社会実装に向けて:巨大市場の誕生か?
 民間超音速機(ビジネスジェット、旅客機)復活の動き
 など
第1章 なぜ「航空機産業」なのか?──特質と重要性
 日常生活に不可欠な交通手段を提供する
 最も広がりのある産業である
 など
第2章 いま日本の航空機産業はどうなっているのか
 今、日本の航空業界(エアラインなど)はどうなっているのか
 日本の航空機工業の現状とは
 など
第3章 航空機分野と民生分野はシナジー効果が絶大
 高度なニーズがイノベーションと相互波及効果をもたらす
 風力発電やガスタービンに代表される航空機の製品技術
 など
第4章 航空機と構成品の開発プロセスを知る
 主要材料の現状と変遷:日本が得意とするCFRPが主役に
 航空機用部品の主要な生産プロセス:3Dプリントも存在感を発揮してきている
 など
第5章 航空機産業界の構造と動向を見る
 航空機産業界を構成するプレイヤー
 プレイヤー間の関係とサプライチェーン
 など

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゼロ投資大学

0
航空機産業は世界でも最も注目を集めている産業の一つである。航空機産業が重要な理由は数多くあるが、中でもこの分野で生み出された技術が民生分野との相乗効果を生み出すため、さらなる技術革新が期待できることが大きい。あらゆる分野で日進月歩の研究が進められる中で、数少ない成長余力の大きい分野だろう。ドローンは我々の生活を便利にしているし、空飛ぶクルマが実用化されたら移動手段が格段に進歩することは明らかだ。2024/10/08

たかひー

0
★★★ タイトルの「空飛ぶクルマ」や次期ステルス戦闘機はちょっと盛り過ぎ。触れられてはいるが多くなく、旅客機産業中心の記述。2022/10/07

けろ

0
自分が専門家でないため、専門用語や材料名、あまり馴染みのない会社群が多く書かれており難解だった(たぶんわかっていない部分が多い)。ただそれでも、航空産業の実態の一端や、未来の航空産業について少しでも知れたのはよく、多くの産業が関わっている航空という分野についてわくわくさせてくれる本だと思う。しかし、航空産業でも日本は他国の後塵を拝していることもわかり、自分は別業界だが、これからの自分の立ち振る舞いをどうするかについても考えさせられた本だった。2022/08/07

ハル

0
航空機業界の仕事をして20年になるが、この業界に関する書籍が少なくて困っていたが、この本に出会えて勉強出来たと思う。航空機業界に興味のある人や現在仕事をされている人には、是非読んでもらいたい本だと思う。この本を読む事で、航空機業界の流れや航空機が完成に至るまでの工程が分かると思う。 各章の後に書かれているコラムも、内容としては非常に良くて勉強になると感じた。2022/06/11

TOK

0
アフターコロナの航空機産業を航空機サプライヤ出身の著者が包括的にまとめた本。400ページ以上もありほぼ全ての文やで記載ある。プロジェクト凍結した三菱MSJやこれからの電動化航空機、空飛ぶクルマなど2021年時点では最も最新の情報がてんこ盛り。防衛も民需も機体メーカーもサプライヤもMROも含まれていて、これから航空関連の企業に就職を検討している学生や航空産業に新規参入を検討する企業へのメッセージもある。航空機特有の材料や技術情報の記載もあるが比較的簡易に記載されているため業界外の方でも読めるだろう2022/03/30

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