1日1本、365日毎日ホラー映画

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1日1本、365日毎日ホラー映画

  • ISBN:9784801926226

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内容説明

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6年間、毎日1本、ホラー映画を見続けた男が選ぶ究極のホラー映画ガイド。
本書には『エクソシスト』や『シャイニング』といった誰もが知ってる作品は収録しておりませんのでご注意ください。

これがあれば、僕の観たしょうもないクズ映画の数々にわざわざ全部当たってみる必要がない。
僕は2,500本のホラー映画を観た。きみたちはそこまでしなくていい。きみたちの観るべき映画のうちの365本がここにある。
この本にある全作品を制覇した人はいないとほぼ断言できるのは、リストから大ヒット作や有名作品をほとんど除外しておいたからだ。
僕は親愛なる読者のみんなが表面的なホラー映画ファン以上のレベルであることを前提にしている。だから、『ZOMBIO/死霊のしたたり』みたいな映画を今さら勧めるような侮辱はしたくない。
だが、僕は残忍なモンスターじゃないから、たぶん聞き覚えがあるであろう準人気作もスパイスとしてまぶしておいた。
アメリカで異例の評判を取った外国映画、数々のホラー・サイトでトップ10入りを果たしたインディーズの逸品……大規模公開されてそれなりの収益も上げたのに僕の見るところでは世間の記憶から消えてしまった映画も入れてある。
要するに、もしもきみがこのジャンルでまったくの素人だったら、これはきみのための本ではないかもしれないが、ぱらぱらめくってみれば、ホッとできるようなおなじみのタイトルがいくつか見つかると思う。(本文より抜粋)――ブライアン・W・コリンズ

■脚本家や映画サイトも推薦!

彼のくれた最大の贈りものは、カルト化して誰も文句をつけない作品であっても欠点を指摘しようとする意欲だ。私がすでに認識ずみの欠点もときにはあったが、多くの場合はブライアンの既成概念にとらわれない発想のおかげで、それまで見えていなかったものが見えるようになった。
――トッド・ファーマー[脚本家]

「ホラー映画批評の集大成、真打ちあらわる」
──インディーワイヤー

「ホラー映画界よ、彼の声を聞け。
ブライアン・コリンズほどこのジャンルを全力で推している人間はそうそういない」
──ドレッド・セントラル

■目次より
スペシャル・サンクス/序文──トッド・ファーマー/ボンクラによるまえがき/ジャンル用語集
僕がこの本を書いたワケ(もっと言うと、きみがこの本を買ったワケ)
1月 アジアン・ホラー
2月 スラッシャー映画
3月 殺人キッズ
4月“静か~な”ホラー
5月 バットシット・クレイジー・ホラー
6月 モンスターと“モンスター”たち
7月 インディーズ・ホラー
8月 “ジャンクフード”ホラー
9月 ヴァンパイア映画
10月 “オルタナ”ホラー
11月 ゾンビと人喰い
12月 世界めぐり
終わりに/解説――人間食べ食べカエル/注釈/INDEX

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

23
題名通り、1日1本、ホラー映画の感想を上げ続けたブログの書籍化。一般にもよく知られた名作はあえて避けたマニアの独りよがりな本かと思いきや、まあそれに間違いはないのだけど、それがかえって面白く親しみやすい。それは著者の姿勢が「こんな映画を見てる自分がすごい」ではなく「こんな映画があって自分はこう思うよ」という素直さが前に出たものだから。私はゴア描写が苦手ということもあってここで紹介されている作品のうち、見たことがあるのはほんの1、2本という体たらくでしたが、とても面白く、時間をかけて読みました。2022/02/23

文太

9
6年間毎日ホラー映画を見続けた著者が選ぶホラー映画ガイド。各月にテーマを設けて、日付にもちょっとしたテーマがある。誰でも知っている有名な作品は選ばれていない。知らない作品ばかりなのが良かった。ただ日本だと見られなそうなものが多いのは残念。2021/09/08

豚肉丸

4
なかなか高い本ではあるが、値段に見合う内容で大満足。収録作品の殆どは日本未上陸映画かレンタルビデオ屋のホラー棚の片隅に置かれているような作品である。名前すら知らない作品ばっかりなのだが、筆者のユーモラスな口調とあまりにも簡潔すぎるうろ覚えのあらすじが面白く、映画を見たい気持ちが湧き上がる。 輸入盤を買うホラー映画好きの人、とターゲット層は本当に狭いのだが、そのターゲット層の人には間違いなくオススメできる。 それと『OGROFF』と『BENEATH THE MISSISSIPPI』が物凄く見たくなった。2022/06/02

千代

4
KU。怖がりなのでホラー映画は苦手な部類に入るのに、何故か観てしまう。今回もメモを片手に気になる作品をピックアップ(視聴できるかは不明)。ホラー映画のレビューなのに、とにかく明るくて読みやすい。紹介されている作品で知っているのはほんの数本だったけど、これ観たいなぁと思ってしまう語り。特に良かったのが『うろ覚えのストーリー』これいい。2月の「そして、殺人鬼が現れる」にツボった。1番短いのは〝羊人間!〟?〝「デイブ!」〟も捨て難い。メモを見返すと38本の作品が書かれていた。何故かゾンビものが多い気がする。2021/08/22

一乃

4
ホラー映画が好きでもっと沢山の作品が見たい!と思っている人は読むべき。オビにも書いてある通り、ホラー映画が好きなら必ず通っているような有名作は全部省かれていて、半分ぐらいが日本未公開なものの、知らなかった作品に大量に出会える。あらすじが「うろ覚え」で書かれた1行だけなのもいい。 「ホラー・ファンなら百も承知だが、ホラー映画を適当に100本集めたら、そのうちの3分の2(少なくとも)はまず駄作だと考えていい」には悲しいけど同意せざるを得ない。2021/08/12

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