音楽プロデューサーとは何か浅川マキ、桑名正博、りりィ、南正人に弔鐘は鳴る

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音楽プロデューサーとは何か浅川マキ、桑名正博、りりィ、南正人に弔鐘は鳴る

  • 著者名:寺本幸司
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 毎日新聞出版(2021/07発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620326825

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内容説明

歌は死なない――伝説のプロデューサーが〈すべて〉を語った唯一無二のドキュメント!
昭和の音楽シーンを支えた音楽プロデューサーと、時代を彩った歌手たちの熱い人間ドラマ。
昭和歌謡や60~70年代ポップスが改めて注目を集める今、伝説の歌姫・浅川マキをはじめ、桑名正博、りりィ、南正人、イルカらを世に送り出した名プロデューサーが、自身の仕事を語り尽くしたのが本書。
「夜が明けたら」「私は泣いています」「セクシャルバイオレットNo.1」などの名曲の誕生秘話や歌手たちとの出会いと別れを、あざやかな筆致で描きだします。
これまであまり語られてこなかった日本ポップス史の空白を埋める貴重な証言であり、同時に時代を駆け抜けた音楽家たちの群像劇となっています。

目次

第一章 浅川マキと出逢う
第二章 歌は時代に色をぬる
第三章 歌の根と花
第四章 ロング・グッドバイ
第五章 歌は死なない

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

13
60年代後半から音楽事務所のプロデューサーとして活躍した著者による、音楽の世界で出会った人々との逸話が刺激的で面白かった。いずれも綺羅星のごとくの才能ある人々が、芸能の世界でどうやって頭角を現していったか、60年代から70年代にかけての日本の揺れ動く世相もうかがえて、ドラマティックで、読み応えありました。昭和の音楽、副題に登場する歌手に興味がある人なら、面白く読めると思います。2021/07/14

qoop

6
浅川マキや桑名正博らを売り出した著者。60年代半ば以降の来し方を辿りながら、レコード会社のディレクター業ではない、歌手個人の育成とイメージ戦略、売り出しに専心した著者の仕事のあり方は日本における音楽プロデュースの黎明期を伝える。歌手ー所属事務所ーレコード会社という一本化されたつながりの中に新たな視点が導入され、業界が変わっていく様子が個人の目線で書かれていて興味深い。大文字の歴史にはない転換点を読む醍醐味があった。2021/05/19

高木

2
執筆時84歳くらいかと思いますが良い意味で世代の違いを感じない文章で良かった。書店で数行読んで買ったのですが思った以上に読みやすく好みの一冊となりました。親よりもさらに上の世代の歌手たちなので偶然数曲知ってるくらいでほぼフィクションみたいに読んでました。読後浅川マキさんの「プロデューサー」も読みましたがあちらの詩的な文章の補完にもなるかと思います。2022/06/13

akipon

2
日本のフォークロック黎明期の話は興味深い。浅川マキの歌が聞きたくなった2021/06/18

bun

2
浅川マキ、桑名正博、りりィ、南正人、イルカ。そんな錚々たるビッグネームを世に送り出した音楽プロデューサー寺本幸司氏のこの著作は、克明なドキュメンタリーであり、長く深い想いの旅路であり、屹立した人生の断面でもある。1960年代後半から、この国のなにもかもが劇的に変わっていくなか、音楽プロデューサーとして時代と切り結んでいく。ひとと出会い、才能を見つけ、繋がり、響き合い、共に夢を追いかけていく。思いがけず転がりだした人生のサイコロ。ドラマティックで濃厚な時間の軌跡。寺本さんて凄いな。2021/05/02

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