最後の講義 完全版 福岡伸一

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最後の講義 完全版 福岡伸一

  • 著者名:福岡伸一
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 主婦の友社(書籍)(2021/07発売)
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  • ISBN:9784074391387

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内容説明

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NHK『最後の講義』で感動を呼んだ番組が書籍に。生物学者・福岡伸一教授が伝えたい「生命とは?生物とは何か?」が明らかに!

「あなたは人生最後の日に何を語りますか?」 
NHK BSで放送され、大反響をよんだ「最後の講義」が、
本になってよみがえりました。

登壇するのは『生物と無生物のあいだ』など
ベストセラー著書で知られる生物学者・福岡伸一教授。

「生命とは?生物とは何か?」を問い続けて数十年。
「1年前の自分と今は別人。実は完全に入れ替わっている…」。
固定概念を揺さぶる目からウロコの刺激的なメッセージが連発します。
福岡ハカセと「生命」を考える知的エンターテインメント、ここにあり!
胸を打つような講義と生徒との熱い質疑応答は実に3時間にも及びました。

本書は「最後の講義」を書籍化するに当たって、
未放映だった部分も収録した完全版!
未来を託された若い世代へのメッセージを
余すことなくお楽しみください!


福岡 伸一(フクオカシンイチ):東京都生まれ。京都大学卒業。
ロックフェラー大学およびハーバード大学研究員、京都大学助教授を経て、
青山学院大学理工学部化学・生命科学科教授。専攻は分子生物学。
著書に『プリオン説はほんとうか?』(講談社ブルーバックス、講談社出版文化賞科学出版賞受賞)、
『ロハスの思考』(木楽舍ソトコト新書)、『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書、サントリー学芸賞受賞)、
『生命と食』(岩波ブックレット)などがある。2006年、第一回科学ジャーナリスト賞受賞。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

228
絶え間のない合成と分割によって、食べ物の原子や分子と自分の体の中は交換されます。数か月もたつと相当な部分が入れ替り、1年前の私と今日の私ではほぼ別人になっています。変わらないために変わり続ける、そんな動的平衡の生命感を、この本から学ぶことができます。そう考えると、ちょっと失敗したとしても、そのうち別人になっているんだから、まあいいんじゃないって、前向きにチャレンジできると思いませんか?2020/10/06

mint☆

134
NHKのドキュメンタリー番組「最後の講義」が書籍化されたもの。著者が提唱する動的平衡論がかなりわかりやすく字も大きくて読みやすい。動的平衡って何?と初めての方の入門書みたいな本。"絶え間のない流れの中で、常に合成と分解がバランスをとっている。"一見難しそうだけど、これに当てはめて様々な事象を考えていくととても興味深い。面白かった。2022/01/18

☆よいこ

71
2018年8月にNHKで放送されたドキュメンタリー番組を編集したもの。[第1章:生命は機械ではない]虫オタクの子供時代。GP2遺伝子ノックアウトマウス。シェーンハイマーのアイソトープ実験[第2章:1年前の自分は別人である]動的平衡。相補性。[第3章:命に刃を向けた人間]脳始と脳死。花粉症。狂牛病。[第4章:質疑応答]なぜ老いるか。記憶は消えないの?AIのシンギュラリティはある?進化。合成生物。芸術の役割▽論理的でわかりやすい文章で、読みやすく面白かった。理論と検証「あとはまかせた!」▽良本2020/06/09

Koichiro Minematsu

58
来月、福岡先生の講演会への申し込みが決まったので、これから気持ちをハイにもっていこうと読みました。お題が「生命」であるが本質的に捉えようとする考え方に賛同です。部分的思考に陥らないというところなんて、組織論にも当てはまるんじゃないかな。常に動的状態なんです。2020/09/16

キジネコ

51
命を機械論的に究明しようとしても割り切れない数式の計の様に誤差を説明できなくなる。その誤差の中に実は言葉や数字に置き換えらえない大切な核心が存在する。正に これは今の私に与えられた啓示あり福岡ハカセを通して届けられたギフトの様に思えました。動的平衡と、その相補性が可能にした生命の営み。生死の概念と対座する日々に、ともすれば日常を見失う瞬間がありますが私の命の在り様は第三者に推論できても限定できるものでは決してないことを改めて銘じました。立証できなくても、先ず信じ続ける事が肝要かと。 2021/04/12

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