内容説明
がんばれ、飲食業界!
大人気ドラマ『孤独のグルメ』原作者・久住昌之の最新食エッセイ!
ドラマSeason9(7月9日から毎週金曜深夜0時12分~)も大好評の『孤独のグルメ』原作者・久住昌之による最新食エッセイが発売! 吉祥寺、下北沢、渋谷、新宿etc.さまざまな街で、ドラマのミニコーナー「ふらっとQUSUMI」でもおなじみの麦ソーダ (ビール)を飲み、飯を食い、人生に思いを馳せる。東京の街と食と酒を綴った大人の絵日記。読み物としても、お店紹介としても楽しめる内容となっています。
【本書に登場する街とお店】
町田 柿島屋(馬肉料理)/三鷹 あじがさわ(居酒屋)/神保町 ランチョン(ビヤホール・洋食)/渋谷 元祖うな鐡(鰻)/吉祥寺 手打ちそば ほさか(そば・うどん)/新宿 珈穂音(和食)/赤坂 まるしげ(居酒屋)/原宿 とんかつまい泉・青山本店(とんかつ・和食)/登戸 ヤキトリハウス平安郷(焼き鳥)/西永福 土鍋・餃子専門店(中華)/両国 ウランバートル(モンゴル料理)/下北沢 両花(居酒屋)/千歳烏山 赤錆ホテル(和食)/渋谷 佐賀 雑穀(佐賀料理)/高田馬場 文流(イタリアン)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
J D
58
「孤独のグルメ」の原作者としてしか知らなかった久住さんのエッセイ集。読めて良かった。数々の思い出とともに語られる東京の飲食店。行ってみたいと思いながらも、東京に住んでいる人を羨ましく思った。「両国・ウランバートル」の話が郷愁をそそった。佐賀の話には苦笑いした。2022/12/14
yamatoshiuruhashi
51
「孤独のグルメ」原作者による東京での美味しいものと思い出リンクエッセイ。「孤独のグルメ」は谷口ジローの絵と松重豊の五郎ぶりそれぞれが際立ちつい原作者の姿が薄れそうだが、どうしてどうしてやはりこの人あってのあのシリーズだと思う。特別に高いものを気取って食べているわけではない。一番大切なスパイスは著者自身の思い出で、其々の料理をより香り立たせ、味を引き立てている。行ってみたい店がたくさん。そろそろ旅行もしたいものだ。2022/09/18
ホークス
48
2021年刊。『孤独のグルメ』の久住氏のエッセイが好きだ。いい格好をしたい、勝ちたいというのは我欲だけど、男性の世間による呪いでもある。久住氏はそれを無いことにせず、開き直るでもなく、「バカな俺」を笑っている。格好悪い自分を認める作法を教えられる。本書は楽しい食レポでありつつ、最近心臓を手術した著者による回想が多く、過去の本と少しトーンが違う。肩の力が抜けたようで、松重豊氏の話などをさらりと書く。食べ物に対しても、「一番おいしいものは、その人の記憶の中にある」と、執着しない。ご健康を祈る。2023/07/21
緋莢
26
株式会社ぐるなびの「みんなのごはん」に2017年から2019年に連載した「途中めし」を加筆修正してまとめたもの。町田では馬刺し、ハム、馬肉鍋を、新宿・紀伊国屋の地下(現在は移転)でブータンから入荷した松茸の土瓶蒸しを、登戸で多摩川を歩いていて思い出した子供の頃、父親と焼肉を食べに行った時の記憶などなどが書かれています。 飲んだお酒、食べたものの描写は勿論、街歩きの描写も良くて、特に西永福の街にはとても興味を惹かれましたし(続く2021/10/03
きあら
23
久住さんの、街と食と酒と酒と酒をテーマにしたエッセイ。これまで何冊も久住さんの本を読んできたけど、食だけでなく久住さんの物の考え方にスゴく共感できる。この本の中にもたくさんの心に響く言葉があった。2021/08/31
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