内容説明
【電子特典:書籍未収録のエッセイを収録】
陰キャ・オタク・非モテの発達障害会社員が、しんどい社会を生きぬくエッセイ!
「私の幼少期は言葉が出なかった。言葉は聞き取れるし、意味は理解できる。しかし、声を出せない。喋れない。マジックハンドを渡され、自分の意思を指差していた」
発達障害診断前の幼少期から学生時代の様々な困難、大学在学中に発達障害と診断され、就職活動、会社員へ。非モテ・オタクの恋愛苦悩…。私がなんとか生き抜いてきた方法を発信することによって、「世界は多少はマシにできる」「歩み続けることはできる」という意思を提示できると信じたい。この本が、その意思を示す一筋の光明になることを祈っています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハイちん
18
前半は発達障害の作者が特別支援学校から高校、大学へと進学し就職する過程を描いた自伝的なエッセイ。後半は発達障害があるオタクが異性にモテるためにどうしたかを描いている。正直後半のモテ論に興味があった(大変参考になった)。僕は自分のことを発達障害ではないがその傾向を持つ社会不適合者だと自認しているので参考になるところが多々あった。「正直は美徳ではあるが、社会の習慣や他者の求めに応じず、まず自分のルールを他者に強要しようとする態度である」これは本当に金言と思った。社会不適合だからこそ、全力で郷に従わなきゃな……2021/09/29
マープル
11
Twitterでフォローしていたアカウントさん(@rei10830349)の出した本。Twitterでは、ASD/ADHD当事者の目線から諦念とペーソスを交えたキレのある文章を書く人。しかし、本書はのっけから著者の背負っているものがASD/ADHDにとどまるものではなく、声を発することができないという重度の障害を抱え、特別支援学校に通うことになるという、かなりハードな半生が綴られる(その後、普通科の高校に入り、大学まで出たのはすごい)。2021/07/27
MAMI.
5
★★★☆☆2021/09/01
しろ
3
ツイートが好きでいつも救われていた。著者の活字を浴びるほど読みたいと思って購入。大正解。沢山の失敗と苦労と努力をしてきた方なんだなと思った。 私はあなたほどではないけれどあなたの通った道を辿っていて、あなたはそんな人達の足元を照らして助けてくれている。2021/10/13
バシバシいこうぜ!
2
読了。絶望的だから足を止める、希望があるから歩き続ける、それは「自分の全ては環境によって規定される」ことの言い換えだ。至言。希望とは夢を見ることではなく、マシな方を選び続けていくこと。世界の醜さを肌で感じた人の言葉だからこそ響く気がした2021/08/30
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