内容説明
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茨城県は「日本一人気がない県」とされてきた。その根拠となっていたのが「都道府県魅力度ランキング」で、実に7年連続で全国最下位だった。だがついに2020年の同ランキングで最下位を脱出! 茨城県知事はこの結果を受けて「まだ真の魅力が反映されていない」と不満たらたらだったが、「魅力度ナンバーワンを目指す」と強気のコメントを発した。しかし、万年最下位から脱却した以上、もはや魅力度に振り回されるべきではない。今後、茨城県が取り組むべきは、南北格差や人口流出、高齢化、街の衰退といった地域問題の解決と是正であるべきだ。こうした現実に目をつぶり、いつまでも魅力度にこだわっていたら、本来の魅力や長所を失いかねない。本書では、魅力度ランキング最下位脱出を果たし、反撃に転じようとしている茨城県が目指すべき地域としての「理想形」を追った。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mark X Japan
5
読めば分かる,茨城の本当の姿と魅力。しかし,読まないと分からない・伝わらないことが,茨城県の最大の問題点・改善点です。☆:4.52021/05/29
おやぶたんぐ
2
茨城県絡み(?)シリーズその1。まえがきによると、内容を変えて3度刊行されているそうである。同じまえがきの中で「(こと魅力度ランキングで限れば)茨城県にこれ以上の伸びしろはおそらくない」と断言していたりするので読み進めるのに不安を覚える…が、内容は割とまとも、というか真面目である。5年後、10年後、果たして茨城県はどうなっているのだろうか。2021/06/04
G3
0
ま、日本の人口自体が減少していくわけだから…2022/01/30