京味物語

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京味物語

  • 著者名:野地秩嘉
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 光文社(2021/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334952570

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内容説明

「過ぎてようやく気づく。京味は、味だけでなく、店の佇まい、気遣い、動き、会話、香り、リズム、気配、すべてが日本の文化そのものだった」――阿川佐和子氏推薦! 17年にわたる取材で伝説の日本料理店「京味」料理長・西健一郎の門外不出の流儀を描き切った、唯一にして最高のノンフィクション! これぞ日本人の魂。当代きっての天才料理人は、いかにして調理場に立ち、客をもてなし、生涯を閉じたのか。秘伝のレシピも掲載。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ayako

28
京橋にあった京料理の名店「京味」。本書は、主人・西健一郎氏のエピソードや残した言葉を綴ったノンフィクションである。単に高価な食材を使った料理ではなく、その時に客の心身が必要としている食事を提供できるのが、本当の一流料理人の仕事だと感じた。基本的に人は、食事からしか栄養素を体に取り込めないのだから。「京味」の料理を味わってみたかった。2021/09/13

Go Extreme

3
暑い日に生まれた人 西健一郎の天才 春の思い出―子どものころ 高度成長の夏―修行時代 初秋―東京の味 音松に導かれて―秋のおいしい味 京味の章―冬から新年、春へ 円熟の味―料理人の魂 京味のいちばん長い日―新年のおせち作り 料理の本道を往く―おいしいもんと珍しいもんは違う みんな家族―西健一郎の遺した言葉 おいしさに出る涙2021/08/31

spike

2
名料理人へのオマージュ。食にはそれなりに関心はあるけれど、どれだけちゃんと味わっているのか、きちんとした食べ方をしてるのか自分ではわからない、そんな自分でもこの方の料理を、きちんと背筋を伸ばして味わってみたかった。そんな気持ちでいっぱいにさせてくれる。あまり難しく考えるものではないと思うけれど、この本を読むと「この店には何を楽しみに行くのか」をきちんと意識すべきで、そうした方がさらに楽しむことができるのかな、と考えさせられた。2021/10/17

Yoshiko

0
我が家のお雑煮が、白味噌、小芋、雑煮大根、餅と白一色なのが不思議だったが、京味の雑煮も同じだったこと、大発見しました。2022/07/04

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