内容説明
佐山聡が語り尽くす
虎の仮面に秘した理想と葛藤と秘密――
髙田延彦、藤原喜明、グラン浜田らが明かす40年目の秘話
新日本プロレスの若手選手だった佐山聡が初代タイガーマスクとしてデビュー(1981年)してから今年で40年になる。
新日本プロレスブームを巻き起こし国民的ヒーローとなった男は、わずか2年あまりでその仮面を脱ぐことを決意する。
M・コステロ戦、ショウジ・コンチャ、新日本クーデター事件、A.猪木監禁事件、梶原一騎と前田日明、そして電撃引退の真相――。
格闘技への思いを胸に秘めた“虎の衝撃”は、数々の歪な現実を引き寄せる。
佐山氏へのロングインタビューと8人の証言で明らかにする、初代タイガーマスクの真実。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
24
初代タイガー・佐山聡の関係者と本人に取材した本。印象度A 佐山、高田、藤波、新間、はては佐山の息子にまでインタビュー。「天才」佐山の実像を多面的にあぶり出す。 息子が語るには、佐山は「格闘技の未来にしか興味ない。自身の過去にすら興味ないから、語りたがらない」とのこと。今は「佐山道場」という道場を運営して後進の育成をしているらしい。まだまだ「格闘技」道を邁進していくつもりで、カッコいい漢なのだと思った。この本で正直、今までの「佐山像」が変わった。2022/01/26
ツバメマン★こち亀読破中
19
【干支本で年を始めませんか?(2022年は寅♪)】圧倒的な実力で、爆発的な人気を得た初代タイガーマスク。しかし、周りの大人達の思惑に翻弄されたり、自らの理想の追記のために、次第にメジャーな舞台から離れていく。そしてデビュー40周年を迎え…。佐山サトルが、そのまま新日本プロレスに残っていたら、現在のプロレス界も随分違った形になっていただろうな…プロレスファンとしては、できるそんなことを考えてしまいます!2022/01/22
qoop
11
ここ四〜五年で初代タイガーの往時を振り返る本が複数出版されているが、佐山氏が療養中であることを考えると宜なるかなとも思う。本書は氏と当時を知る関係者からの証言を集めたものだが、このシリーズにしては珍しく証言に差異が少ないと感じた。しかも高田、藤原、山崎というメンツで! UWF三派のような骨肉の争いめいた感情を引きずる関係性(今ではそれも過去だという人々も少なくはないだろうが)ではないということだろうか。2021/08/03
ナリボー
7
7/10 佐山タイガーがいかに傑出した存在かがしっかりと示されていて、目新しい情報は特になかったが面白く読めた。2021/12/13
サイマ
7
目新しい内容はありませんでした。確か1800円したんだけど内容の割には高い…2021/10/19
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