内容説明
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「父さんは、ぼけてしまいました」。父親がある日突然、告白。都会で働く著者が、親の介護や認知症という未知の世界に足を踏み入れ、静かに戸惑いながらも、これまで気づかなかった夫婦や親子の関係を8コマ漫画に切り取っていく。無邪気な言動を繰り返す父との日々は、大変そうなのに、どこか笑えて愛おしい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Roko
30
認知症の行動って、わかってしまえば「なるほど」なんだけど、わけもわからず付き合っていると、ひたすらに辛いのです。そんな感じがひしひしと伝わってきました。文句は家族にだけ言うというタイプが日本人には多いのですけど、これは家族にとってとても負担になります。せっかくお世話をしているのに文句ばかり言われていたら、お世話している方が鬱になっちゃいますよ!元気なうちから、文句は当事者に言うという習慣をつけておかないと家族を辛い目に合わせちゃうってことに、みんなに気づいてもらいたいなぁ。#NetGalleyJP2021/06/21
たまきら
27
笑いながらもなんだかしんみり。レビー小体型認知症だった義父のことを思い出しながら、このお父さんは言葉が多くていいなあ…と。夫はまだ辛いようでパラ見。2021/10/06
ふじ
22
レビー小体型認知症になったばかりの父について、娘による観察日記。一人っ子は辛いな…そして、この親の年代あるある、いまいち仲良くない(よって子も結婚したがらない)。ある日突然ガクンと悪くなる描写が怖い。まだまだわからないことばかり。悪口は家で、とか、溜め込み症、とか、軽いタッチで気づかないけど、この実家自体がまずまず疲れる環境だと思う。2021/07/08
モミ
20
介護のコミックエッセイ。 認知症のお父さんにも、マイペースなお母さんにも、家族の愛情が感じられてほっこりしました。 実際はかなり大変なのでしょうが、このようなのんびりムードでお世話をすると、気持ちが全然違うでしょうね。参考にさせていただきました。続編を期待します。2021/06/02
ツキノ
17
全編漫画。図書館では手記扱い。38歳の娘。78歳の父親がレビー小体認知症と診断される。実家から1時間半の距離を通う。74歳の母親はなんでも取っておく性分、廊下や階段は半分モノで埋まるがふたを開けると古い領収書や8年前が期限のビール(肥料にするそうだ)。あれこれ大変な中、おとうさんの壮大な表現に和む。しかし親に対して「ほんとにもー!」となったり母が父の悪口をいうのに疲弊したり(というか蝕まれるのだ)がわたしも同じでちょっと安心したり。自己啓発本を「心のエロ本」というのは言い得ている!かつて読んだなぁ。 2021/08/08
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