朝日新書<br> 死は最後で最大のときめき

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朝日新書
死は最後で最大のときめき

  • 著者名:下重暁子【著者】
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • 朝日新聞出版(2021/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022951335

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内容説明

いつまでも心のときめきを、育て続けよう。人は最期のときを前にして、最も個性的な花を咲かせる──。八十代半ばの人気エッセイストが、不安な時代の日常をみつめ、限りある命を美しく生き抜く心構えをつづる。豊かな感性があふれる極上の一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Cinejazz

7
2.26事件の年に生まれ、いまも現役で活躍中の下重暁子さんが、いつか訪れる最後の瞬間まで、心ときめかして生きることの悦びと「覚悟」の心情が窺えるエッセイです。 コロナ禍のなか、人と人との間が疎遠になり、否応なく自分一人という「孤」と向き合わざるを得ない。自分という人間を知るための機会と捉え、限りある命が燃え尽きる瞬間まで日々刻々を懸命に積み上げて、そのときめきを感じながら、ひっそりとさり気なくこの世を去っていく・・・ そのための筆者の心構えが語られた62篇です。2021/09/03

Humbaba

2
どのような立場にある人であっても、死と無縁であることは不可能である。様々な方法により遠ざけたとしてもいずれは訪れるものだが、それと同時に死ぬときこそがその人の姿を表しているとも考えられる。状況によっては元気なころとは全く違った状態になっていることもあり、全てが全て成立するというものでもないが、死ぬ間際であってもその人らしさを貫けるとすれば、それこそがその人の本質と言えるし、とても美しさがある。2025/02/12

りんちょ

0
高齢者差別 、文化を大事にすることこそ本当の豊かさ 、2025/05/21

pantyclub

0
著者は元女子アナ。創成期にご活躍のかた。題名が大変素敵だと思った。内容は進むにつれて普通のエッセイになるのが残念。もう少し題名にあった内容にして欲しい。読む側の理解度の問題かも。墓地に対する思いは共感できる。偉人達の空気を感じることができると思う。死を受け流すのは難しいと思う。死を受け入れるために読書すると思う。早稲田ラグビーを応援させているので著者との共通点が見つかった。2023/03/29

神谷孝信

0
著者の最近のエッセイ集で、気軽に読めた。32021/09/15

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