内容説明
七千人のスカー反乱軍は大半が失われ、叛乱は潰えたかに見えた。だが、今や警備兵たちは街を離れ、相次ぐ暗殺事件で貴族家間の緊張は高まった。帝都ルサデルの崩壊の準備は整いつつあるのだ。支配王は殺せるのか? そしてケルシャーの本当の計画とは?──誰もが心ふるわす衝撃と感動の完結篇!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カザリ
30
面白かった。長かったけど2015/03/15
眠る山猫屋
12
まさに…最高。2010/07/11
ころも
10
これにて第1部が終了。壮大な霧の世界で追体験する怒濤の展開、ばっちり読みごたえがあって面白かった。残された不穏な言葉、そして始まりの予感。愛しいこの人々の今後が気になる。これは確実に第2部へと読み進めることになりそう。/拠り所となりうる様々な考え方を蓄えておくことで、迷ったときに心が希望を見いだせるということを思った。2014/05/28
たこのまくら
10
三分冊最終巻だけあって物語は山場を迎える。ケルシャーがあんなことになり、マーシュが実は…。個人的にはルノーの正体とかセイズドの活躍も楽しい。ヴィンの父親は期待させた割にはあっけない退場だったが、いろいろと計算して書かれており伏線も回収できてると感じる。翻訳物が読み難いというのは過去の話なんだろうか。あるいは昔は私の理解力が足りなかっただけ?まあとにかく面白かった。第二部以降も楽しみ。2012/04/12
cecilia
10
続きが早く読みたい!気になるよ!2011/04/14