デジタルアイデンティティー 経営者が知らないサイバービジネスの核心

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デジタルアイデンティティー 経営者が知らないサイバービジネスの核心

  • 著者名:崎村夏彦【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 日経BP(2021/07発売)
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  • ISBN:9784296109906

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内容説明

IDを制すものがビジネスを制す
サイバービジネス経営の必読書

 スタートアップだけでなく大手企業もサイバービジネスに力を入れていますが、参入企業が増えるに伴って事件・事故が増えているのが実情です。少し前には、大手コンビニのスマホ決済を舞台にした不正利用事件や、大手携帯電話会社や銀行も関わった事件など、ネット上で事件・事故が頻発しました。

 そうした事件・事故はなぜ繰り返されるのでしょうか。もちろん技術的な問題もあるでしょうが、本書の著者は「経営者がサイバービジネスの核心となる知識を持たない限り事件・事故は繰り返される。そうした状況を変えたい」との思いから本書を書いたと言います。

 サイバービジネスの核心を説明するにあたり、GAFAと他のネット企業との本質的な違いに触れています。多くの企業は「アプリケーション」や「サービス」を中心にしていますが、GAFAは「デジタルアイデンティティー」を中心にしています。この「デジタルアイデンティティー」こそ、GAFAがサイバービジネスの勝者になり得た理由であり、サイバービジネスの核心だと言います。

 「デジタルアイデンティティー」とは何か、これを管理するにはどのような方法があるのか、安心・安全をどのように確保しているのか、個人情報やプライバシーとどう関係するのか。本書を読めばこうしたことが分かります。

 ビジネスの本質を知らずして経営はできません。ビジネスの変化に伴って経営に必要な知識も変化していきます。現代の経営者は、本書に書いていることを常識としなければならないのです。

目次

第1章 GAFAの中心戦略「デジタルアイデンティティー」
第2章 アイデンティティー管理
第3章 アイデンティティー連携フレームワーク「OpenID Connect」
第4章 アイデンティティー管理によって可能になる「アクセス制御」
第5章 企業にとってのアイデンティティー管理
第6章 高度化するアイデンティティー管理
第7章 プライバシー保護とアイデンティティー管理
第8章 個人情報の取り扱いにおける「告知」と「同意」
第9章 信頼、ブランド、そしてトラストフレームワーク

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

76
最近話題のサイバーセキュリティなどに関わるデジタルアイデンティティについてかなりきめ細かく説明されています。最近の事例も敷衍されていたりします。図解などもあってわかりやすい気もしますが経営層がこのような内容をすんなり理解できるとは思いません。この本はいい本ですがどちらかというと担当者や管理者向けと言えるのではないかと思われます。2021/09/18

Yuichi Tomita

5
再読。再読で大分内容が分かってきた気がする(技術的なところは除く)。 何となく理解したところは、ID管理の仕組み、日本のId管理はなんかズレてる、日本の個人情報保護も遅れてる、かつ、なんかズレてるというところ。 日本のこの手の運用やルールは海外に倣うことが多いので、理解しておけば今後の展開も理解できるように思う。2022/01/29

Yuichi Tomita

5
非常に難しかった。 内容は非常に重要なことを書いてあることは分かるのだが、技術的なところの知識も足りず、また、著者の説明も分かりやすいとは言い難い(前提知識の説明が少ない)ため、経営者がこれを読んでも理解はできないのではないか。もう少し知識のない人間にも分かるように書いていただきたかった。 現在の認証に関する問題点や日本の犯収法、個人情報保護法の穴を理解するヒントを書いてくれてはいるので、理解できるように再度読んでみたい。2022/01/18

まさやん510

2
デジタルアイデンティティー管理が、単にユーザーIDとパスワードなどによるユーザー認証を行うこと、という形で矮小化されがちな日本の状況に警鐘を鳴らし、アイデンティティー管理を行う理由や仕組みなどについて詳細に解説している。仕組みの技術的な説明に関しては、前提となる知識の説明があまりなされていないので、かなり難しかった。他方、問題意識の大枠は掴めたので、期間を置いて改めて再読してみたい。2022/01/26

Go Extreme

2
GAFAの中心戦略 「 デジタルアイデンティティー 」 アイデンティティー管理 アイデンティティー連携フレームワーク 「OpenID Connect 」 アイデンティティー管理によって可能になる 「 アクセス制御 」 企業にとってのアイデンティティー管理 高度化するアイデンティティー管理 プライバシー保護とアイデンティティー管理 個人情報の取り扱いにおける 「 告知 」 と 「 同意 」 信頼、ブランド、そしてトラストフレームワーク2021/08/11

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