内容説明
『発達障害の精神病理』シリーズは、精神病理学を中心にさまざまな領域の専門家が集い、議論を深めたワークショップの記録である。発達障害をめぐって鋭い考察が繰り広げられる一方で、「自分」とは、「普通」とは、社会性とは何なのかといった問いかけがなされる。今世紀に入り急速に広がった「発達障害」の概念に対し、各論考が鋭く多彩な光を当て、新鮮な視点をもたらし、臨床の現場にも多くの示唆を与えてくれる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
わか
3
全体的に私が読むには難しいシリーズではあった。吉川徹、熊﨑努先生の論文が好き。2021/09/04
おさ
0
2章の木部則雄氏のプレイセラピーの内容が、昔の山中康裕氏の描いたもののようでした。 四歳のクライアントと著者とのプレイセラピーの中でこれまでの様々な躓きなどが再演されながら進んでいくところを読んでいて、このような関わり方が出来る人が今でも居る事を意外に感じました。 感覚過敏からくる過剰記憶により、表象が形成されず、自己を刺激する様々な物事に心的要素が付着し、構造化されていない状態から、セラピーを通して距離を取り対象化し、表象とすることでいかに構造化してゆくのかが描かれている所が興味深い内容でした。2026/02/01




