傀儡戦記(1)

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傀儡戦記(1)

  • ISBN:9784065217825

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内容説明

漫画界の最前線を走る、気鋭の作家陣が集結した、大型アンソロジー企画『傀儡戦記』。九つの異国を舞台に、王の器を巡る、運命の物語が、いま始まる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

新天地

7
人が生きるには過酷すぎる地で”神器”という存在に導かれた二人の王の候補が殺し合い一人となった時、真の平和と安寧がもたらされる世界。この設定を元に様々な作家が自由に描く共作企画。共通のアイデアや設定でも豊かな作家性により違いが出ていて読み比べるのも楽しいが、多くの作家が共通して、”神器”達が一線を引きつつも王座を巡る悲劇に時に同情や哀しみを見せ、まるで”神器”に選ばれていてもそれとは無関係にその人の感情や想いや意志が内から出てきて縷々と紡がれて欲しいと思っているかの様な描かれ方だったのが印象に残った。2023/10/24

key

4
蛇蔵さんって凄くない?凄い漫画を読んでしまった…このアンソロに集まったメンバーも凄い。(凄いしかでてこん)2021/07/30

ぽへぽへ

3
Kindle。ひとつの玉座に二人の王の器が選ばれるアンソロジー。二人が玉座目指して苦楽を共にしてエモくなったとこで「殺し合えー」するのがなんともたまらん所業やね。白浜さんも序章だけじゃなく一作請け負っていただきたい2021/09/25

かぎっぽ

3
タイトルが秀逸。この「傀儡」は誰が誰に与えたのだろうか?何十年ぶりかで「火の鳥」の新作を読んだかのよう。このアンソロ構成は1章1章で読み手を別の御伽噺(ファンタジー)に誘い込む。短編連作とは違った感覚。それでも文章で読んでみたいと思った。正直普段は読まない漫画家さんばかりなのに何故か惹き付けられ手に取った。電子でなく紙で。本に呼ばれた。だから本読みは止められない。楽しかった。次も読む。2021/08/09

tamanya7

2
滅びゆく世界を救う為、神器に選ばれた二人の「王の器」が殺し合うという共通の世界観で、実力派が描くアンソロジー。テーマ、絵柄、ストーリーそれぞれが個性的で面白い。個人的にはベタだけれども「満願」が好みかな。2021/10/01

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