角川文庫<br> あの日、ぼくたちは

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角川文庫
あの日、ぼくたちは

  • 著者名:飯島敏宏【著者】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • KADOKAWA(2021/07発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041115206

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内容説明

『ウルトラQ』『ウルトラマン』『泣いてたまるか』の監督・飯島敏宏が自らの戦争体験をもとに、「少国民」と呼ばれた子どもたちの姿を鮮烈に描きだす、初の自伝的小説。


東京・本郷で生まれ育った弘は、悪ガキ仲間と毎日を謳歌していた。だが、戦争により日常は変わっていく。不気味な特高警察、姿を消した外国人の友人、代用品になったお菓子、軍国主義一辺倒の先生。そんな中でも、弘たちは未来を見ていた。しかし、1945年3月、中学受験のため疎開先から戻った彼らを襲ったのは、想像を絶する大空襲だった――。終戦後の混乱の中、自分たちの道を探そうともがく子どもたちの姿を描く、著者渾身の書き下ろし中篇「心に花を持って」も収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

50
著者が経験してきたこと。それが沢山あって、遺しておきたい。そんな強い思いが苦しいほど伝わってきます。ちょっと、文章が読みにくく、読み終えるまで時間がかかりました。2021/09/04

オリエ

0
山田洋次監督の帯のコメントを見て購入。「少国民」の世代の方々が年々減っていき、当時の暮らしをリアルに書いておられる貴重な小説。文庫版あとがきは今のロシアとウクライナの戦争前。本当にこんなことになるなんて。しかし「日は、また昇る」を信じたい。2022/04/17

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