徳間デュアル文庫<br> 深淵を歩くもの

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徳間デュアル文庫
深淵を歩くもの

  • 著者名:小中千昭【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 徳間書店(2021/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784199050480

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内容説明

【ご購入の前に】本電子書籍には、紙版収録のイラストが収録されておりません。
あらかじめご了承ください。

深海…そのただひたすらに暗い世界で“それ”は待っていた、復活の刻を。
潜水調査艇りゅうぐうが回収したタブレットに封印されていたものとは?
「ウルトラマンティガ」のアナザー・ストーリーである表題作のほかに、アンソロジー「異形コレクション」などに収録された数々の短篇、
そして未発表作『READ ME!』『屍街』も加えた、バラエティー溢れる作品集。
“永久機関”や“クトゥルー”といった題材を使い、人気脚本家・小中千昭が描く“幻想と怪奇”の物語たち。
デュアル文庫オリジナルで登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bugsy Malone

78
脚本家の小中千昭さんのホラー・幻想・クトゥルフ小説の短編集。タイトルの『深淵を歩くもの』はウルトラマンティガの最終話のクトゥルフ物前日譚、ティガ関連では他にも『キリエル人』を収録。ティガやTVの人物が登場はしませんが2編ともキリエロイドやガタノゾーア出現の兆しが不気味に描かれていました。再読でしたがラヴクラフトのオリジナルの舞台を、日本の漁村に置き換えた佐野史郎さん主演のドラマ『インスマスを覆う影』の小説版『蔭州升を覆う影』はやはり秀逸です。他のホラー幻想物もとても好みで、非常に良かったです。2018/01/16

ソルト佐藤

7
この月は忙しくてほとんど何もできず。読み切ったのもこれだけ。個人的には魔法使いTAIや、ファンファンファマーシの脚本の人なのだけれど、ホラーでも有名なよう。断片のような話があったり、とうとつに話が終わったりが多い。でも、それは、実話怪談のようなリアリティ?があってなんかよい。冒頭の話のオチ?はなんか笑ってしまう。最後の話は力作だけど、普通?のクトゥルーものぽく。あと、映像畑の人ゆえに現場の話が興味深い。90年代の映像テクニック。いまでは個人のpcでもできたりして時代の面白さがある。2021/09/16

Empirestar

2
伊藤郁子氏の表紙にだまされた人も多いはず。中身はリリカルなイラストとは裏腹に、ホラー。結論から言うと、見つけたら買いの一冊。異形コレクションで何となくぱらぱらと氏の短編を読んでいたのだが、こう再編集されて読んでみると、単発ではわかりにくかった部分でコンセプトが見えてくるのでうれしい。2008/07/02

NEMO

1
"深淵を歩くもの"と"キリエル人"の2篇が読みたくて買ったけれど、だいぶ満足な内容だった。この2本も良かったけど、他にも特撮好き、映像関係という小中さんのキャラクターが出てる"0.03フレーム"、"怪人"なんかも面白かった。0.03フレームの女はこういうミームっぽいのがリングっぽくて面白かったし、怪人はホラーっぽくない役割を果たすしかないキャラの哀愁みたいなのを感じた。 他にも"神佑"は語り手の女性と対峙相手の男性の関係性が逆転していくのが気持ちいい。女性のバックボーンが明らかになる感じも面白いし。2022/01/24

jansato

1
クトゥルフ好きすぎだろ……2011/07/25

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