- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
ベストセラー『リーダーシップの教科書』の第2弾。良いリーダーになるための実践論。経営幹部2万人以上への調査をもとに、リーダーに不可欠な6つのスキルを抽出し、その習得術を示す論文や、組織の階層別に必要なリーダー像を明らかにして、そうなるための方法を提示する論文など、実務的な内容である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわ
3
リーダーシップに関する論文のまとめ。1に続いて読む。本論文集で気になったのは、オーセンティックリーダーシップの注意点に関するものであった。現代においてはリーダーシップ論と言えばオーセンティックリーダーがかなり有力な理論として説かれいてるところだと思うし、それゆえかストレングスファインダー等の自分史や自己分析というのが流行りになっている。とはいえ、この自分史に拘り過ぎるというのもまた、自分自身を枠にはめることになってしまい、注意が必要というのがその内容となる。当たり前ではあるものの、この点は意識の必要あり。2023/07/30
Kenny
0
自分に集中しないと指針を示せず、他者に集中しないと愚かな振る舞いをし、外界に集中しないと予期せぬ不意打ちに遭う。リーダーシップには、感覚的な心象に意識を集中すること、過去から現在に掛けた首尾一貫した認識の両方が不可欠である。内なる声に耳を傾けることは、体内で発せられる生理的な信号に細心の注意を払うこと、分析だけに頼るではなく、感情とじっくり向き合い、不安を受け入れ、慎重な姿勢を強め、リスクを低減する。また、他人から見た自分が自己像と重なり合う状態が重要であるため、客観的意見や指摘を大切にする姿勢を持つ。2023/10/22