幻冬舎文庫<br> 陸くんは、女神になれない

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幻冬舎文庫
陸くんは、女神になれない

  • 著者名:田丸久深【著】
  • 価格 ¥658(本体¥599)
  • 幻冬舎(2021/07発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344431041

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内容説明

高校生の一花には秘密がある。思いを寄せる幼馴染・陸の女装趣味に付き合い彼の着せ替え人形になっている事だ。陸は一花を理想の女の子に仕上げては満足していた。ある日、突然キスをされた一花は動揺し部屋を飛び出してしまう......。いつまでも同じではいられない、でも今の自分も認めて欲しい――自我と向き合い始めた少年少女の四つの成長物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

174
陸くん、女神にはなれなかったね。どんな形であれ、人を好きにあるということは幸せなことだよ。それにしても、あっちでチュッチュッ、こっちでもチュッチュッ、あっちで触れ合い、こっちでも触れ合い、おっさんは読んでて照れてきたけど、物語自体はしっかりしてたかな。読んでて自分の学校祭の事を思い出したよ。皆、社会人になったら自分の幸せの形を見つけて、歩んでほしいね。田丸さん、今度は高校生でなく、もうちょっと年齢設定をあげた物語を書いてほしいな。とにかく読んでていくうちに照れてくる(笑)【サイン本】2021/08/13

あおでん@やさどく管理人

26
思春期は、少年少女たちが初めて「違い」をはっきり意識する時期なのかもしれない。いつまでも同じではいられないし、一緒にいたとしても好きなものまで全て一緒というわけでもない。そこで大事になるのは、みんなが違うということを理解し、相手を認めることなのだろう。2021/08/19

こばゆみ

7
タイトル通り、自分の性別に違和感のある男子高校生・陸くんを中心に、周りの高校生たちを描いた連作短編集。性別に違和感を持つ人の葛藤を抉っているわけではなく、陸くんのキャラクターが周囲に馴染んでいるのでライトに読めた。ただやたら体に触れる描写が多いのが、物語の雰囲気からちょっと浮いていて気になった。2021/08/07

datsuryoku_neko

6
ジェンダーに悩む人に読んでもらいたい。人と人との恋愛を描く中で、好きなものを好きでいていいんだって思える作品だと思う。2022/01/28

MAMI.

6
★★★☆☆2021/07/28

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