内容説明
定住人口の増加等を主目的とした従来型(1.0)のシティプロモーションから、このまちに貢献したいという人々の「意欲」を高め、「関係人口」を創出・拡大することを主目的とした新しいシティプロモーション(2.0)へと自治体の取組みを進化させるための手法を、マンガも用いながら端的に解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshichiha
1
関係人口という概念は近年注目されているが、定量化されたKPIとしては管理が難しい。 本書では、mGAPという手法により、定住人口の意欲と関係人口の意欲を定量化して評価することを提案している。 また、地方の訴求として、単純に「自然が多い」みたいなことを言っても全然差別化にはならない。その地域に住んでいることは、どのようなことなのかというのを解像度高く表して訴求することが大事。当たり前だけどその通りだな、と思った。2025/03/09
れどれ
0
実に面白かった。定住人口を確保したいがために行政が福祉サービスを充実させるほど移住してきた面々はお客様意識が高まってしまい地域活動の参加者となりにくい…など、とりあえずのうわべで成立しているお題目の問題点を指摘して、そういった課題をどう乗り越えるかを「シティプロモーション2.0」と銘打ちかなり明確なビジョンを示している。しかしところどころくだけた文法になったり、漫画パートが挟まれるのはかえって調子が乱れて読みにくい。堅苦しさが緩和されるどころか強調されかねない構成になってる。内容は面白いのにもったいない。2021/05/05
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