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内容説明
昨今話題の「DX」(デジタルトランスフォーメーション)。しかし、「具体的に何をやったらいいのかわからない」「IT化と何が違うの?」と、いまだ十分に理解できていない人が多いのが現実だ。しかし、そうした認識のままでいるのは極めて危険だ。DXとは企業のビジネスモデルの変革まで視野に入れた極めて大きな取り組みであり、これに本気で取り組むことができるかどうかで企業の未来が決まってしまうと言っても過言ではないのだ。本書は数々の企業のDXを推進してきた現場を知り尽くしたプロが、「DXとは何か」という基本から、改革を進めるための具体的なポイントや人・組織の動かし方を説くもの。今までの類書にはなかった「リアルすぎる」実践ノウハウを惜しげもなく提供する。単なる事例集ではない「本当に使えるDX本」がついに誕生。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ろくせい@やまもとかねよし
109
デジタルトランスフォーメーションDXの企業実践を提案する論説。とても分かりやすい内容だった。現代社会の価値が「モノ」から「コト」に変遷していることを改めて実感。DXをデジタル革命の背景で概説し、DXを企業に導入する際の観点を説明する。さらに、企業内でDX導入および推進させるための施策提案や課題を解説。DXが既存業務の代替では企業成長しないとし、「何を使う」より「何に使うか」の具体化が必要と諭す。コロナ渦は社会生活のデジタル化を促進。社会での個人活動データ蓄積も一般化される。どんな社会が待っているのだろう。2021/08/01
harhy
6
本質を見極め、理解し、ブームに踊らされないように。2022/05/31
復活!! あくびちゃん!
5
DXを始めるに当たり、導入検討段階から導入初期までに起こる経営層と社員との考えのズレのあるあるを示した本。タイトルに『リアル』とあったので、もう少し具体的な事案(○○を導入したら、こんな問題が起こった等)を期待したが、結構現場では当たり前のことが多かった印象。たまたま私の身近でDXを始めたところがあるのだが、この本にある様な事例が発生しており、ニヤニヤしてしまった。やっぱり『DX』の様なバズワードと耳にすると、(経営層は)特別なことができると思ってしまうのだろう。社員としては「ヤレヤレ…」だよねー(笑)。2021/09/20
しゅー
4
★★『DXの思考法』に蒙を啓かれたので、その解説を書いた冨山氏の本を読む。①点で始めて線、面へと広げていく(デジタイゼーションからデジタライゼーションへ)②「DXで新規事業」ではなく、まずは「既存の磨き込み」③組織を動かすためには「誰が」が大事(人々の「気持ち」を無視しない)④フレームワークより「ゴールとスケジュール」⑤「制空権」の時代・「借り物競争」(いずれも前掲書の概念からアレンジか)「万人のための」とうたいつつ相変わらず経営リーダー層に向けて書いているのと著者の悪態多めなのが難点と個人的には感じた。2024/12/12
くらーく
3
株式会社 経営共創基盤の主要メンバーのお二方が書かれた本。まあ、コンサルタントの方々がそれなりの金額のセミナーを開催した時にプレゼントされたりする本なんだろうなあ。名刺代わりですかね。 この手の本で分かった気になっても確認のしようも無いし、会社(上の方から)で、DXだとか、変革だとか言われて、何だかよく分からないから読んでみた(私も)人も多いかもなあ。 結局のところ、本書のターゲットは経営側であって雇用されている側ではないわな。いずれは、経営する人以外はいらなくなるのかもねえ。ファイナンスは大事ですわ。2021/09/18
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