フラクタル 混沌と秩序のあいだに生まれる美しい図形

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フラクタル 混沌と秩序のあいだに生まれる美しい図形

  • 著者名:オリヴァー・リントン【著】/駒田曜【訳】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 創元社(2021/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784422215341

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内容説明

自己相似性をもつフラクタル図形は、どれだけズームしても果てしなく同じ形状が現れる不思議な図形だ。自然界ではリアス式海岸、カリフラワーの仲間の野菜ロマネスコ、樹木の枝ぶりから、人間の血管のパターンまで、さまざまなところに現れる。本書は有名なジュリア集合やコッホ曲線など、コンピューターにより美しく表現されたフラクタル図形を多数掲載し、現代数学の最前線の一端をコンパクトにわかりやすく伝える。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

39
フラクタル。不思議な響きを持つ言葉。言霊を感じる。一種、独特な美を感じる。そこにある法則。一体、何故・・・。自然のなせる技なんだろうが、不可思議だ。2021/05/26

Bartleby

11
エッシャーの絵やモスクの装飾に見られるフラクタル(自己相似的な)パタンに興味を持って本書を手に取った。冒頭にカリフラワーの写真が載っているがこれもたしかにフラクタル。「ハウスドルフ次元」の考え方が興味深い。ある図形の大きさをm倍するために元の図形がn個必要な時、その図形の次元をdとするとn=m^dになる。この理屈でいくと、例えば“コッホ曲線”の次元数は約1.262で、整数ではなくなる。次元=位置を決めるための要素数と覚えていたので、これにはちょっとびっくりした。フラクタルの簡単な描き方も紹介してある。2022/11/08

入道雲

7
何とも言えない美しさ。荘厳さ。不可思議さ。本の内容は序盤くらいしか理解が追いつかないが、あとは純粋に楽しめば良さそう。三体問題なども紹介されてて興味深い。後半のマンデルブロ写像についてはマンデルブロズームでYouTube検索すると、もう別世界に飛べます!装丁や内容も綺麗な本で、本棚の彩りに加えたい。2021/10/02

みゃお

5
たたただその美しさに見ほれる。 数学は、美だった。2022/09/21

わんにゃん

5
YouTubeで「マンデルブロズーム」検索したけどすごく綺麗。いや、綺麗と言うよりは怖いと言った方がいいかもしれない。太陽みたいだったな。2021/05/07

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