ユングの神経症概念

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ユングの神経症概念

  • ISBN:9784422117638

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内容説明

治療的な心理学の黎明期に中心的な主題となった神経症は、心理学自身の理論形成や自己理解に大きな影響を及ぼしたが、C・G・ユングだけは当時の因果論モデルや医学モデルへの囚われから自由だった。ユングの神経症概念をユング自身のテキストに即して導き出し、それを手がかりに、心理学のあり方を根本から問い直しながら、心の病への新たな視点を提示する。心理学の理論と実践を結ぶギーゲリッヒの重要著作、待望の邦訳。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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これぞ心理学といった、いつも通りの圧巻の内容。自己関係である神経症に対して、いかに手口に乗り、見通していくか。しかも、それを外側からではなく、内的活動として行なっていくか。この活動には終わりがなく、円環的に続いた中に見えてくるのだろう。認知や行動でもなく、浅薄な自己啓発でもなく、概念こそが心理学であるということを、しっかりと受け入れなければならい。2022/02/20

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