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内容説明
「声に出して読むことは、言葉を身体の中に吸収することだ。
この『声に出して読みたい』シリーズの原型は、そもそも論語の素読にある」
日本人の精神を培ってきた論語の力を現代に。
100の孔子の言葉を選び、簡潔にわかりやすく解説した本書。
論語を「マイ古典」として携えよう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
双海(ふたみ)
32
大学1年の時に、一年間「論語」を勉強して以来「論語」に特別な思い入れがあります。気に入った頁の端を折っておきました。あとで音読したり半紙に書き写したりして勉強したいと思います。たのしみ~!2016/02/11
kemi
22
読解力のない人にもわかり易く書いてあります。若い方々に読んで頂きたい1冊です。2017/02/11
黒猫
20
再読。孔子先生の言葉をずいぶんと忘れていた。忘れないためにちょくちょくと手にとって読み返したい。「過ちて改めざる、これを過ちと言う」、「知らざるを知らずとなす。これ知るなり」、「巧言令色、すくなし仁」、「己の欲っせざる所、人に施すことなかれ」、「一を以てこれを貫く」などなど。心にストレートに響いてくる。漢文を書き下し文にした先人の方々に感謝。読み返したい。2018/05/20
黒猫
16
読み終えましたが、毎日読んでいます。孔子の言葉は分かりやすく心に染み渡ります。「己の欲っせざる所、人に施すことなかれ」。当たり前なことを、利益優先の資本主義に生きる私たちは忘れがちです。好きな言葉を心の中に入れて、毎日思い出す。これを繰り返し、私も孔子の言う仁ー身につけて行きたいと思います。そして、時には「汝今かぎれり」といった言葉で自分を奮い立たせて生きたいなと思います。2016/04/06
大先生
12
すいません。普通に黙読しました(笑)。本書には512ある論語の言葉のうち齋藤先生が厳選した100の言葉(+プチ解説)が収録されています。齋藤先生の文章は意味が分かりやすくていいですね!論語にも「91 辞は達するのみ」(=文章は意味が伝わるのが何より大切だ)とありますが、齋藤先生はしっかりと実践されているようです。齋藤先生は明治大学の授業で「18 今、女は限れり」(=今お前は自分で自分の限界を設定してやらない言い訳をしているのだ)を流行らせたそうですが、面白いですね!私もパクらせてもらおうと思います(笑)2022/01/25