内容説明
なぜ何回も同じことを言っているのに
わかってもらえないんだろう?
「何回も言ってるのに!」
「そんなことあたりまえじゃないか」
「なんでわからないのか!」
脳科学の最新研究から明らかにする
驚くべき「脳のバイアス」の実態
夫婦の不仲、離婚問題
会社での上司や部下、同僚とのストレス
親子の関係や子育ての悩み
「わかってくれるはず」という思い込みが原因でうまくいかないことばかり。
実は、脳にはバイアスがかかっているので、
あなたが見ている世界と、あなた以外が見ている世界は違います。
親子、夫婦、兄弟、恋人、親友…どんなに親しい間柄の人とも違います。
だから、わかりあうことなど幻想にすぎないのです。
・同じものをみても、汚いと感じる人と汚いと感じない人がいる
・「マクドナルド」と聞いて思い浮かぶものはこんなに違う
・音にとにかく敏感な聴覚タイプ
・体感覚タイプは言葉をかみしめて話す
・右利きと左利きでは同じものも違って見える
・ピンク色の識別力は男女で10倍も差がある
・なぜ男と女では、覚えていることにこんなにも差があるのか?
・部分を見るか、全体を見るか
・なぜ年を取るほどに時間の流れが早く感じられるのか?
・脳は「見たいもの」を選んで見ている
・1を見て10と思いこみたい脳
など…
ぜひ本書を手に取り、確かめてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よしたけ
61
性別や脳タイプにより同じ出来事でも受取方が千差万別。脳タイプ=視覚優先→体験は映像が中心に/聴覚優先→体験は映像より音声が中心に/触覚、味覚、嘆覚などを含めた体感覚優先→映像や音声より、肌感触や香、味、体で感じたことが中心。他にも、右利きは左側情報⇄左利きは右側情報を重視、女性は色識別能力⇄男性は素早い変化察知能力が高い、など。心理学観点から、日々使えそうな技法も。柔らかいものに座ると心穏やかに、暖かい物持つと優しく、近くに嫌なものあると機嫌悪く、甘いものを食べると親切に、など。小ネタ集としても面白い。 2022/04/30
チャー
16
脳科学者の著者が自分と他人の認識の違いを脳科学の視点から解説した本。身近な例を引き合いに出して説明しており大変わかりやすい。脳タイプには3種類あり、視覚、聴覚、体感で物事の捉え方が異なるとのこと。捉え方が異なれば印象に残る度合いも異なり、たとえ同じ場所で同様の現象に遭遇したとしても記憶や話が一致しないことは普通に起こるという指摘はなるほどと頷く。環境、思い込み、体の特性も感じ方や受け取り方に大きく影響する故に結局他人と自分はわかり合えないという点は深く納得。大切なのはその違いを認めて対話を進めること。2022/11/12
あねさ~act3 今年1年間は積読本を無くす努力をしたいなぁ。←多分無理🤣
9
右の絵と左の絵、どちらが笑っているように見えるか?と言う質問で、どっちも(笑っているように)見えないんだけどー、しかもあきらかに絵を反転させただけだよねー😅と内心で突っ込み入れてしまった…………。 友達に見せたら、まったく同じ答えがかえって来た😨2022/03/16
とふめん
6
https://www.tohumen.com 他人との捉え方の違いがよくわかる本。人間関係が、仕事がうまくいかない理由が詰まっている気がする2024/07/18
旅猫
6
否応なく毎日行わざるを得ないことだから、ついつい自然にできると思いがちな「コミュニケーション」についての本。こうして見ると伝わってることの方が寧ろ奇跡だと思えてくる。長く付き合う人の脳タイプを知っておくのは有益かも。自分のストレス軽減と周囲から優しい人と思われるために……えーとふかふかでふわふわのマウスを使うべきか。2022/06/14
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