開発経済学入門(第3版)

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開発経済学入門(第3版)

  • 著者名:渡辺利夫【著】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 東洋経済新報社(2021/07発売)
  • ポイント 28pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492443644

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内容説明

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アジア経済の全体像がわかる 入門テキストの決定版

グローバリゼーションの最たる受益者であったアジアを、今度は米国発の世界同時不況が襲う――はたしてこの荒波からアジアは脱していけるのか?

鍵を握る中国の動きとともに、インドの躍進、FTAの動きなど、多様なアジアの動きを探る。戦後の発展過程から世界同時不況後のアジアの経済状況まで解説する、アジア経済の全体像がわかる入門テキストの決定版。

目次

序 章 開発経済学を学ぼう
第1章 「マルサスの罠」
──貧困のメカニズムを探る
第2章 人口転換
──人間はどうして「増殖」するのか
第3章 少子高齢化
──アジアの人口はまもなく減少する
第4章 「緑の革命」
──農業の技術進歩はいかにしておこるか
第5章 工業発展I
──工業化はいかにして開始されるか
第6章 工業発展II
──初期条件と工業化政策
第7章 貿易と海外直接投資
──アジアを興隆させたもの
第8章 社会主義経済から市場経済へ
──中国の体制転換
第9章 日本の政府開発援助
──自助努力支援の旗を高く掲げよ
第10章 グローバリゼーションのなかのアジア
──2つの経済危機
第11章 アジア経済の新動態
──「アジア化するアジア」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たろーたん

2
経済学がどのように物事を考えるのかの一端を見れた。例えば人口転換の問題(貧困な国だと死亡率が高いため、出生率を高くしなければ維持できず、より多くの子どもを産むことになる。しかし、所得水準の高まりと共に死亡率は急減するが、出生率を支えてきた価値はそう簡単に変わらず、人口爆発になる。後に徐々に出生率も下がっていく)。この問題を人口統計や出生率・死亡率を表すグラフ、出生の効用・不効用の数式を使って説明していく。開発の話よりも、経済学のやり方・問題への迫り方が分かったのが面白かった。統計をグラフ化するの大変そう。2022/04/15

koromo

1
アジアの経済発展について。講義のために読んでいたんですが、知識の無い私にもわかりやすかったです。専門用語にもわかりやすい説明があったので、理解しながら読むことができました。2013/08/02

あゆさわ

0
卒論の為に読んだが、使えるのは一部のみ。原典に当たる必要性。 内容としては開発経済の重要な概念を比較的簡易な言葉で紹介。2016/11/02

Imori。

0
分かりやすかった 確認として読むのも良いかも2015/05/30

まっつん

0
開発経済の講義の副読本として勝手に読んでました。講義とは無関係でしたが、割とサラサラと読めました。丁寧な説明で初歩を分かりやすく説明してます。内容は本当に初歩です。あと歴史や農作物の特徴なども若干説明してました。経済を今まで触れた事が無い人にはオススメです2011/07/30

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