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内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
砂漠に不時着した「ぼく」。そこで出会った小さな男の子。彼はいくつもの星をめぐり地球へと降り立った王子さまだった。「ぼく」は王子さまと話すうちに、生きることのきらめきを少しずつ知っていく――。やさしい気持ちになる永遠の名作を、読みやすい新訳で! 装画・挿絵はベストセラー『大家さんと僕』の矢部太郎が担当。自身が最も愛するという今作に、新たな息吹を吹き込む。子どもから昔子どもだった大人まで楽しめる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麦茶
6
星の王子さまミュージアムに行きたいので、娘に1回読んで欲しくて購入。星の王子さま自体は何年ぶりの何回目の再読だろ?たくさんのことを教えてくれる王子さまが、矢部さんの絵で可愛らしく読みやすく生まれ変わっていた。子供が初めて読むならこの本はわかりやすいし可愛いいしいいと思う。
椿姫
5
子供の頃、途中で挫折した本ですが大人になって漸く読了。タイトルは知っていてもストーリーはぼんやりとしか把握していませんでしたが、ここまで哲学的な話だったとは思いませんでした。 サン=テグジュペリの人生を鑑みると色々思うところがありますが、深読みせずありのままを受け止めるのがこの作品の楽しみ方なのかもしれません。 大切なものほど目に見えない、大人になると忘れてしまう事を思い出させてくれました。 難しすぎず、簡単すぎず、良い塩梅の翻訳でとても満足しました!2023/12/19
nonicchi
4
この本は、読めば読むほど、年をとればとるほど内容が沁みてきます。矢部さんのかわいいイラストでより世界に入り込めました。心が洗われました。2021/07/25
yumicomachi
3
挿絵が矢部太郎ということで興味を持って取り寄せた本だが、今まで内藤濯を初め何人かの翻訳で何度となく読んできた物語に、またしても引きこまれ、読みふけってしまった。加藤かおりによる翻訳はとても読みやすいと感じたし、矢部による絵も味わい深く優しく、温かい。ただ、あまりにも有名な、サン・テグジュペリ本人による挿絵抜きにこの物語に出会う子どもたちがいることは、すこしもったいない気もする。また、個人的に「絆」という言葉があまり好きではないので、「絆の物語」として訳されているところに違和感があった。2021年6月刊行。2024/06/19
茶々吉(パーソナリティ千波留)
3
みのおエフエム 2023年10月4日放送の「図書館だより」で紹介するために読了。翻訳も絵も刷新され、読みやすくなっているのと同時に、9月に亡くなった母を思い出させる場面があり、非常に沁みた。詳しい感想は連載書評「千波留の本棚」に。⇨https://www.kansai-woman.net/Book_s.php?id=202277 もしよかったら声の書評もお聞きください→https://stand.fm/episodes/651bdf46d211a50b1496efef2023/10/01