内容説明
初めての海外旅行はアメリカだった。あれから幾年月……今も僕の旅は続いてる。南インドの定食にはまり、ラダックのテントで震えて惰眠を貪り、パゴダの夕陽に酔う。ガンジスにたゆたい、憧れのニューヨークで美術館を経巡る。沙漠に世界最古の摩天楼があると聞けば、南イエメンまで足をのばしたりもする。蔵前流・旅の極意はゆったり、のんびり。愉快なイラストと写真が満載の旅日記!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
33
デュシャンの「遺作」は今や有名だけど、当時は……だったんですねえ。どんどん蔵前さんのファンになっていく私であるなぁ。旅らしい旅に出ないから、よけいに憧れるんだろう。意外にも(?)アメリカ、それもニューヨーク旅行のエッセイも2本収録。欧米など当たり前、と思うだろうが、アジア・アフリカの驚きとはまた違った旅行のおもしろさ。現代美術を求めるのも、またいいものだと思った。2016/05/08
mr.lupin
28
蔵前仁一さん、初読みかと思っていたら読メを始めた頃に一冊読了していた。紀行文と言うか、このジャンルの本は大好きで思わず手に取ってしまう。実際に外国に中々行ける訳もなく、紙面の上で外国へ連れていってくれる紀行文は、やっぱり素晴らしいし、また読書っていいな~と思った。今回の作品は、アジア、太平洋編、中国編、アメリカ編、インド編、ヨーロッパ編、イエメン編、ニューヨーク編と世界中を楽しむ事ができた。 ⭐⭐⭐★★2025/10/23
HIRO1970
9
★☆★蔵前さんは絵も上手で雰囲気がすごく良く伝わってきます。珍しいアメリカの滞在記が前後20年程あけて2回ありました。書名の『旅人たちのピーコート』も実に良い話でした。個人的にはレバノンのお話が全くの未知の世界で非常に面白かったと思います。2013/10/14
たーくん
4
初めての海外旅行はアメリカだったそうだ。2008/02/11
星空の挑戦者
4
いつものアジア辺境に加え珍しくニューヨークなど大都会を闊歩する旅行記。美術館、博物館、書店。旅にはいろんな楽しみ方がある。ライフスタイルとして「旅」が柱にある蔵前氏が本当にうらやましい。イラストも楽しいが写真も美しくセンスを感じる。旅の写真集出さないかなあ。蔵前さんの本は「余命あと・・・」な人たちに静かに読まれているらしい。世界中あちこちへ連れてってくれる実況本は読んでて本当に楽しい。2010/03/08




