講談社文庫<br> 政商誕生

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講談社文庫
政商誕生

  • 著者名:江波戸哲夫【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2021/06発売)
  • 夏を先取り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061853263

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内容説明

あらゆる手段で政商に成り上がる男を描く! --泥に塗れても政商になる! 若き野心家・高川吾一の「黒い野望」が弾けたとき、何が起こったのか? 政治を壟断し、巨利を窺う東大卒エリート。彼の仕掛ける「悪の網」に、誰がからめとられたのか? 永田町を震わせる日が近づく。ありとあらゆる手段を弄し、政商に成り上がろうとする男と仲間たちを描く悪漢小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まつうら

24
リクルート事件をモデルにした作品と聞いていたが、前半はどうもリクルート事件っぽくない。主人公の高川が江副浩正だとしたら、そのライバルとして立ちはだかる三好は五島昇らしき人物。しかし、リクルートと東急電鉄にそんな確執があったのだっけな? ということを考えこんでしまった。後半でようやく、高川が政治家に未公開株を渡す算段をつけはじめると、リクルート事件の香りがしてきて俄然おもしろくなった。最後の幕引きは、政商としてビッグビジネスを成し遂げるが、それよりもリクルートと東急電鉄の事実関係がとても気になった作品。2022/01/08

sety18

2
業種こそ違うものの、モチーフなっているのはリクルートの江副さんかな、 と思います。ドロドロの金銭欲にまみれた企業家でもないけど、事業家として名を成したいそんな主人公の姿勢、そして健全な欲が上手く表現されています。政商(系)の小説というと小佐野さんなんかを題材にした重苦しい小説が多いんですが少し路線が異なり、少しソフト路線です。 「ハゲタカ」という真山仁さんの(ドラマ化・映画化もされた)小説がありますが、その主人公の鷲津と(主人公の)イメージが重なりました。2013/03/09

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