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内容説明
イランによる核開発は国際社会の大きな問題となっている。アメリカや国連安保理は経済制裁を科し、イランは深刻な影響を被りつつある。外国からの資本がはいってこないうえに、漁夫の利を得た中国からのマネーがインフレを起こして国民生活を圧迫。石油はでるものの精製施設が整っていないため、ガソリンやジェット燃料の輸入がなくなれば、交通インフラは麻痺することになる。それでも強硬な態度を続けるのはなぜなのか? イスラム革命以来、イランが掲げる反米・反イスラエルのイデオロギー。体制を支える革命防衛隊と、台頭する改革派。アメリカ政治を動かすユダヤ系ロビーとネオコン。いつ戦争が起きてもおかしくないほどに対立を深めるアメリカ・イラン両国の動きを、第一人者が分析する。日本がイラン政策でアメリカと共同歩調をとれば、エネルギー安全保障上重要な中東諸国で築いた信頼を失う。そのとき、いかなる外交政策をとるべきか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
k5
39
アンリミ。もういま読むしかないと思って。ただ15年くらい前の本なので、同時代感はないし、記述が散っていて読みづらい。アメリカにおけるユダヤ社会のロビイングと、イラン革命をしっかり勉強してもう一回読むといいのかも知れない。2026/03/11
可兒
4
宮田さんの新書は、事実とそれを知って考えるべきことの要旨をまとめてくれていて、入門者や半可通にとても分かりやすい。加えて、今回は人物中心のためか顔写真などが充実していた。イスラーム専攻としては、また読み込むべき本2010/08/21
ねじやま
2
イランとアメリカの係争を核開発と宗教の観点から考察されている。革命防衛隊と改革派の水面下での対立が招く、国内の不安定さがイランの経済力の低下の一因である。15年前に書かれた本とは思えないほど現在のアメリカ・イラン戦争の背景が如実に描かれているのが印象的である。日本の中東地方における中庸的な立ち位置は、中東平和におけるマイルストーンとなるような気がする。反米感情をアイデンティティとしてなされたイラン革命が現イランの反米から抜け出せないジレンマを生んでると知った。アメリカのイランと北朝鮮に対する核兵器に関す…2026/06/11
兵衛介
2
タイトルが大袈裟。中身は普通にイラン現代史。ただ事実の羅列っぽく読んでいて面白みはない。2011/09/21
プレイン
1
アメリカとイランの関係がよく理解できる。日本は何をするかだろう。もっと真剣に考えないといけない。昔からの友好関係は壊すべきではない。2010/09/27
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