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内容説明
究極の山岳レース「トランスジャパンアルプスレース」のすべてがわかる「TJARのバイブル」。
日本海から、日本アルプスを縦断して太平洋へ。
全長415km、標高差27,000m、8日以内、ノンストップのサバイバルレースが、
<究極>の山岳レース「トランスジャパンアルプスレース」。
「トランスジャパンアルプスレース(TJAR)」は、標高ゼロの日本海・富山湾から、
3000m級の山々が重なる北アルプス・中央アルプス・南アルプスを縦断し、
太平洋・駿河湾へ至る総距離415kmを、自身の足のみで8日間以内に踏破する、
2年に一度の壮大かつ過酷な山岳アドベンチャーレース。
これまでに取材を積み上げてきた『山と溪谷』『マウンテンスポーツマガジン』『マウンテンスポーツネットワーク(MtSN)』等の
記事の再掲載をはじめ、全優勝者座談会などの新たな記事も収録。
大会の歴史がわかる資料的価値だけでなく、歴代の選手にスポットを当てた記事も充実しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えんちゃん
49
【読メ登録1300冊目】同じ人間なのか。人間力の凄さを知る。日本海富山湾から太平洋駿河湾まで415km。北・中央・南アルプスを8日間以内に自分の足だけで踏破する究極のレース。2014・2016・2018の実録。体力と精神力と冷静な判断力。選ばれし30人の精鋭たち。自分の限界まで、究極の努力を怠らない彼らに、最大の尊敬とエールを。先日BSPで放送された2021レースもとても面白かった。2021/11/29
マリリン
44
2012年大会と2018年大会本は既読なので迷ったものの、第1回大会(2002年)から現在までの変遷を知りたかった。気象条件は毎回違うし、既読の本以外の大会の事や、大会創設者岩瀬氏と望月氏の対談に惹かれる。参加者5名中完走者1名の大会から、実行委員全員がレースに出場という大会もあり、都度運営や参加基準を見直してきたという山への拘りが興味深い。山岳レースだがオフロード率が半分位、最後の90㌔位がゴールの海岸に向かいロードは応援が力になりそう。天候の激変や高山病等のトラブルに対応できる判断力は経験と直感か。2021/07/03
やっちゃん
12
アツいなあ。選手の情熱が凄い。逆に普通に登山するだけの自分がヘタレに感じて悔しい。仕事は?子供は?と本筋でない嫌味を言いたくなる自分が嫌になる。一度マラソンくらいは走ってみようかな。2021/10/29
ふらら
4
TJARトランスジャパンアルプスレース、日本海から北中央南アルプス抜けて太平洋へ。2年に一度のレース、今年は最初の山岳地帯、早月尾根から剱岳で応援してきました。優勝した土井選手をはじめ、レジェンド望月選手、最高齢62歳の竹内選手など、間近で出場の30人を見て感動。創設者の岩瀬さんの想いがレース運営陣に脈々と伝わっている。レースでもあるけど、出場者が同士になる。これからも安全に無事にレースが続くことを願います。2022/08/15
mcng
4
2018年に空木岳に登る途中で選手達とすれ違った。その中に望月さんもいて道を譲って頂いた事、また彼を追うカメラマンも凄い勢いだったのも印象深かった。後から望月さんは無補給チャレンジだった事を知り伝説の人とすれ違ったのだと感動が増した。この本では選手だけではなく運営のこのレースにかける想いなど知り凄さや素晴らしさを再認識できた。1年延期されて今年開催されたTJAR2020も台風で途中中止となってしまった事を知りながら読むと残念でならないが今後も事故なく感動を与え続けてほしい。 2021/08/13