二見サラ文庫<br> 目が覚めると百年後の後宮でした~後宮侍女紅玉~

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二見サラ文庫
目が覚めると百年後の後宮でした~後宮侍女紅玉~

  • 著者名:藍川竜樹
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 二見書房(2021/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576210681

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内容説明

虐めあり、陰謀あり、呪いあり、鍋会あり、淡い恋あり!?
猪突猛進、後宮侍女のパワフル奮闘記

皇后の侍女として楽しい後宮生活を送っていた林杏。春節を祝う宴の中、新築の楼に足を踏み入れた途端、呪によって百年の眠りについてしまい──目覚めたのは許婚にそっくりの美形男子の腕の中!? その彼、彩楚峻の叔母である後宮妃のもと、紅玉と名を変え再び後宮侍女として仕えることに。同僚侍女や下っ端宦官を仲間にし、楚峻や皇帝まで巻き込みながら、過去の知識と持ち前の生活力で、百年続く陰謀に戦いを挑む!

装画・新井テル子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

53
新刊。突然の事態に襲われ、目が覚めたら百年後に飛んで(眠って?)いた林杏。何が起こったのか?正史に残っていない主はどうなった?などの謎を追いかけながら、これぞ後宮!な女の権謀術数に対応し人間関係を築いていく林杏改め紅玉。軽めに感じるタイトルと表紙絵よりずっとしっかりした正統派?後宮ものです!これは新たなシリーズ開幕の予感。百年後の謎が解けたような解けないような。序章な1巻は紅玉が足元を固めるのに精一杯な印象だったけど…控えめで誠実な楚峻か、積極的な皇帝か?今後の展開が気になるところ♡2021/07/02

ひぬ

19
突然襲撃され、呪いにより眠りについてしまった林杏。目が覚めるとそこは百年後の後宮で、彼女は救ってくれた許嫁そっくりの彩楚峻の叔母である後宮妃に「紅玉」として仕える事になります。百年前の陰謀は現在の後宮に繋がっており、主人公はその渦中に飛び込みます。主人公周りの恋愛成分はほとんど無く、軽い感じのタイトルとは打って変わって、思ったより物語がややビターテイストでした。爽快な復讐劇になるかと思えば、そうではなく、全体的に少し静かで控えめな印象でした。紅玉が主催する鍋会に集まる面々のやりとりには癒されました。2021/09/04

虚と紅羽

15
タイトルフォント、作品名称、主人公の猪突猛進な性格、の所からドタバタラブコメ系かと思ったらがっつり中華風陰謀物。レーベルも疑問だけどなんでこのフォントなんだ。作品中最大の謎がタイトルフォントとは。 中途半端に終わられて続きが気になる。続刊が出なかったら泣く。細かい所はこの際いいからせめて真実だけでも教えほしい。 にしても皇帝がいい旦那さんで好感度高。女に溺れるでもなく、妃に冷たすぎるわけでもなく、適度な距離感で蔑ろにしてるわけでもなく。なんだかんだこういうタイプが一番安定していいわな。2021/07/27

菊地

6
100年後に目覚めた後宮で「100年前の出来事・謎」に迫っていくミステリー風サスペンス。物語が前提として「失って」「通り過ぎた」過去の話を追う話なので、随所に切なさを感じる。 最低限必要な登場人物・情報が出揃った辺りで終わってしまい、この巻自体がプロローグと言った感じだった。続きが気になるので次巻も買います。 ただ、タイトルや表紙(特にフォント)の割にかなり重い話だったので、こういう重めの後宮陰謀劇を求めている層へ正しく届いているか疑問が残る。何でこんな表紙(フォント?)にしてしまったのか。2021/11/20

ほにょこ

5
★★★☆☆ ちょっぴりファンタジーな後宮もの。なんかよく分からない状況で気絶した侍女が、目を覚ましたら百年後だったという話。再び侍女として働くことになり、嫌がらせや陰謀と戦いつつ、百年前の真相に迫ります。無理矢理一冊で終わらせようとしたのか、最後が雑で消化不良でした。つまらなくはないけれど特筆するほどの面白さもなしです。2021/10/21

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