内容説明
5年連続「理想の上司」1位の内村氏。常に偉ぶることなく、コントから司会まで幅広く活躍する。業界内で信頼が厚い理由の一つは、現場を結束させる力。芸人や俳優、テレビ関係者らの証言から、その稀有なリーダーシップの秘密を紐解く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ま
35
共演者の証言から「上司としての内村光良」を分析した本。昔からウッチャンは好きなので、まるで自分が褒められたみたいな気分を味わえた(⚠勘違い注意)。どんな立場に立ってもプレーヤーとして一生懸命でありたい。困ったとき、ウッチャンならどうするか考えるのも一つの基軸になりそうだ。2023/03/31
Natsuko
27
理想の上司ランキングが常に上位のウッチャン。大御所の域にいながら、バラエティ番組からも慕われている感がにじみ出ている。もともとの人柄も大きいのだろうが、それが自然と人材マネジメント行動として本になってしまうのだから凄い。自身も一緒に汗を流しながら芯はぶれず、スタッフ一人一人の能力を発揮できるような雰囲気つくりと言葉かけ。 スタッフが、最高のパフォーマンスのために自ら考え動く「放牧型」マネジメント。 いじられる姿も愛らしい。職場の中で自分がなりたいイメージに一番近いかもしれない。意識して頑張ってみたい。2023/04/15
りんだりん
20
ウッチャンナンチャンの内村光良さん。上司にしたい男性No.1に選ばれる内村さんについて、御本人ではなく周辺の人たちからの証言を元にリーダー内村光良像を掘り下げて解説している。自分にない魅力的な部分を沢山持ったウッチャン。全て同じになんてできないしやろうとも思わないけれど、参考になる情報は沢山あった。まあ、いずれもリーダー論的な本で語られている内容ではあるが、具体的な人物がわかっているだけによりイメージしやすく、学びも深めやすい。★22022/07/13
ゆきを
19
自分にリーダーが務まるかな?と自問自答していたときに目につきました。毎日テレビでみるウッチャンを通してみるリーダー像。誰よりも一番汗をかく、肩書きに上下をつけない、最後は背負う、ひとつ先まで気遣うetc。大変参考になりました!2021/10/10
ザビ
15
「イモトはまだTVに出たてで、周りのスタッフから(バンジーを)飛べと言われたら絶対ノーと言えない。そういう絶対ノーと言えない人間を飛ばせるのはダメだよね」普段は無口なウッチャンがディレクターを叱った言葉。チーム内村がいい仕事いい笑いを続けられる秘訣はここに集約されていると思った。誰も傷つけない、ハッピーな笑いを追及することに一切妥協しないんだろう。内村本人が現場で楽しんでいれば番組は成功できるという皆の安心感。"楽しさ"の感覚の基準になってるのが凄い。穏やかで野心のないスティーブジョブズみたいな人だな。2021/11/08