内容説明
スポーツで新記録が出る時、選手は「ゾーン」に入ったと表現される。しかし科学的にそのメカニズムは解明されていない。「無我夢中の快」や「モチベーション」を深く考察することで、逆に「落ち込んだ」状態や失敗に対処する方法も見えてくる。認知心理学者と元トップアスリートの対話から探る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ステビア
22
絶妙に噛み合わない対談。頭に何も残らなかった。ゾーンの神経科学的な基盤は見つかってないみたい。2021/07/01
すくすく
14
知覚心理学、視覚科学、認知神経科学が専門の下條信輔さんとメダリスト為末大さんの対話を通じて考える本書。ゾーンに入っていると言う状態とは、意識していない自分が身体を操る究極系、だと言う。そこには適度なプレッシャーや自分の客観視が前提としてあった上で成立するそうだ。学術的根拠の薄い心理学と称する多数の書籍がゾーンについて語ることへの危機感から分かっている範囲と仮説の範囲を極力明らかにしてくれている本書は誠実な本だと思う2023/07/17
いち
8
「ゾーンに入る」方法を、アスリートの実体験と、科学的見地から紐解いていく。これは面白かった。個人的な発見は、ゾーンに入る感覚は、眠りに入る感覚と似ている。眠りに入るために羊を数えることはできても、後は自然に委ねるしかない。この「布団に入って羊を数える」と同様の行為を、為末さんは「顔」でしていた。「能面」のような表情を敢えてすることがゾーンの入口として大事だと。周囲の重圧を遮断して、自分の世界に入る、面白い発想。ゾーンは極度の緊張や重圧の先にある、ルーティンや儀式で平常心を保ち、その域に到達するのか。2025/10/18
木ハムしっぽ
4
トップアスリートがゾーンに入る時に何をやっているのか?モチベーションを保つ方法は?について元ハードラーの為末大さんと認知神経科学者の下條信輔さんによる論考と対談。為末さんの体験を通した言葉は興味深かった。ゾーンに入るための段取りは、眠りにつくことに似ていると。「今から寝るぞ」と意識してみても眠りにつけない。夢中になっている状態に自分を放り投げる。夢中になろうと意識する時点で逆行するのか。体現することの難しさは何となく分かった気がする。2026/06/21
takao
1
ふむ2022/06/28
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