中公新書<br> 競馬の世界史 サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで

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中公新書
競馬の世界史 サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで

  • 著者名:本村凌二【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 中央公論新社(2021/06発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784121023919

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内容説明

中東生まれのアラブ馬を始祖とし、イギリスで誕生したサラブレッド。この純血種は名馬エクリプスの登場で伝説化され、欧米から世界中に広まった。ダービーなど若駒が競い合うクラシックレースが各国で始まって人気を博し、二十世紀以降、凱旋門賞をはじめとするビッグレースが創設された。観衆の胸を躍らせた名勝負の舞台裏では、人と馬のいかなる営みがあったのか。優駿たちが演じた筋書きのないドラマを世界史としてたどる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リキヨシオ

42
家畜や食料から始まった人と馬の関係は運搬や軍馬などの仕事としての手段や戦車競走など競わせる娯楽としての対象になった。優秀な馬を生み出す発想は昔からあったものの火器の発達により重装備の必要性がなくなり馬の敏捷性が求められるようになった。さらに工業化が進む事により戦闘で馬を使う事がなくなり馬の数が減って競走馬の数は増えていった。古代ローマ時代には戦車競走があり競馬自体の歴史は古いものの競走馬の代名詞サラブレットの誕生は18世紀以降だったりして現代の競馬になるまでには長い道のりがあった。2017/02/23

サケ太

30
ウマ娘からやってきました。ゲームやってるとこういうの気になっちゃうのは個人的にどうなんだろうと思ってしまう。だから、積読本が増えてしまうんですが。個人的にアニメ、ゲーム版含めて、細かい部分を調べ取り入れているのがわかって良かったという部分と、古代から始まり、イギリスで洗練された競馬の変遷と物語を知れた事は素直にうれしい。“エクリプス”の話は、非常に面白かった。血統は連綿と受け継がれているのが興味深かった。日本競馬についてもいくつか書かれており楽しかった。まさか最初の日本競馬が幕末に行われていたとは。2021/03/23

かごむし

26
プロローグの熱狂ぶりにひきずられて読み終わった感じ。競馬の歴史は、イギリスを中心とした歴史でもあったりして、そういう観点で語られる歴史は案外面白かった。競馬をまったくしない僕には、ちょっと遠すぎる話しでもあって、なんか馬がいっぱい出てきたなあという、小学生並みの感想の部分も多かった。けど、最後の方の「日本競馬の飛躍」という章を読んで、聞いたことのある馬が出ると、馬のすごさがわかってきているので、ちょっと興奮する。だから、競馬をやったことある人なら、もっと楽しめるような気もする。でも競馬場には行かないかな。2016/10/16

Aminadab

24
ウマ娘からの読者多数。去年4月の重版はなるほどそのせいか。ローマ史専門家の著者は有名な競馬ファン。前著『馬の世界史』最終章も近代競馬のことをもっと書きたい気持ちに溢れていたが、本書で渇を癒やしたわけ。職業スポーツといえば英のサッカーと米の野球が二大メジャーかと思っていたが、そうか近代競馬の方が古くて両者のモデルなのかと気づかされた。英国の民間主導で制度ができていく過程は説得的。賭けの対象だから正直な試合を保証しないと客が離れて衰退しちゃう。後半は熱のこもった名馬列伝。日本競馬の評価もバランス良し。お薦め。2022/07/29

C-biscuit

24
図書館の新刊コーナーで借りる。競馬の歴史について書かれている。サラブレッドの誕生からということになっているが、それ以前の情報もかなりある。三大始祖のうち二頭はなんだか盗んできたような内容なのが時代を感じさせる。最近競馬をやらなくなったが、懐かしい馬名が出てきており嬉しい気持ちになった。特に以前読んだシービスケット(自分のハンドルネームもこれに由来している)もしっかり出てきており、やはり時代を作った馬なのだと妙に感心した。ダービーは有名であるが、オークスについても知ることができ、競馬好きには濃い一冊である。2016/12/24

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