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内容説明
誰かを好きになってドキドキしたり,友だちとケンカして悲しくなったり,人生のさまざまな局面で経験する感情の起伏や気持ちの変転.古今東西の文学作品の中から多様な人間模様や感情のありようを表現したことばをピックアップし,解説します.生きることを深く見つめ直すきっかけとして,また読書案内としても最適の1冊です.
目次
はじめに 感情のレッスンのために┴1章 きみの涙の理由は┴きみの涙は、みんなのものだよ┴やさしい心のゆくえ┴涙に正直であること┴待つことは耐えがたいか┴少女が四歳のときだった┴さよならを言うときには┴人は何によって支えられているか?┴問題のある家族で育った┴この悲しみの意味は何だろう┴この窓をのぞくのは、切ないけれど┴2章 人を愛するとき┴星が肩に止まりにきた┴愛してるって、どういう感じなのかな?┴一六歳、彼は苦しい恋をした┴友人に愛する人を奪われて┴親に秘密がばれてしまった┴野望から破滅へ駆けぬけた┴泣きながら、笑うべし┴激しい嫉妬に苦しくなったら┴初恋はまるで病気のように思えてしまう┴その人を愛するのは頼りたいため?┴3章 驚きとおののき┴驚きの感覚を失ってはいけない┴この驚きの一瞬こそ……┴「人道的な憤怒」を持つこと┴明日は何を食べたいと感じている?┴千三百年の知恵の深さ┴夏の思い出を抱きしめたい┴きみの命は二千万人から成り立っている┴一粒の砂を見つめてみると┴理解できないことに出会ったら┴若者は想像力の爆弾を仕掛けた┴一本の木があなたを支えることもある┴4章 大人の世界とは┴情熱があればいいというわけでもない┴こんな快楽の境地もあるぞ、若者よ┴幸福のいろいろ、不幸のさまざま┴こういう心のうずきもある┴善意と純情は困りもの?┴これも教養と考えたい┴言われなくても、わかっているけど┴心のなかに被害届を持っている人┴痛みを分け与えよう!┴今のままのあなたが立派なのです┴5章 斜に構えた考え┴不器用な人たちよ、良い知らせがある!┴失敗してほっとすることもある┴みんな蛙になればよい┴積極的な〝あきらめ〟もある┴放心もまた青春の至福の姿だ┴男らしくしろと言われても┴非人間的な善行もある┴この作りそこねの乱雑な状態を楽しもう┴6章 自分を信じること┴自分を大切にするって、どういうこと?┴一七歳って、ややこしい年齢?┴この黄金色に輝く姿を見よ┴ひとりぼっちはありえない┴どのくらい、がんばればいいの?┴にがい心を通らなければならない┴劣等感はどこからくるのだろう┴校則違反で、便所掃除をやった┴いくじなしじゃないぞ!┴ただ話を聞くという、すばらしい才能┴この「感動」をあなたに伝えたい┴出典一覧┴扉イラスト=タケウマ
感想・レビュー
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もちもちかめ
ジョニジョニ
おおくま
emma
ゆうき