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内容説明
先端医療を誇る日本で、糖尿病患者とその予備軍の合計は2000万人、中高年の3人に1人が該当し、その数字は年々増加している。なぜ医療が発達している日本で、糖尿病患者は増え続けるのか。現代の糖尿病治療の真実と問題点について、2型糖尿病患者の脱インスリン率100%の実績を持つ内科医が解説。実際の治療例も紹介しつつ、薬や医者に頼らず血糖値を下げる方法や、薬を卒業できるようになるための道筋を伝える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
9
著者は糖質制限を押すドクター。現代医がひとりの患者にあてられる診察時間は8~9分(なので直接の面談時間は3~4分)。患者としては(みじけーなぁ…)と思ってたけど、そういうもんと考えるしかないなぁと思うのでした。インシュリンは血糖値を下げる、てのは知ってたが、取り込み先はほぼ筋肉であるという理解は乏しかった。そら有酸素運動せなあかんわな…。2021/07/20
kenitirokikuti
5
そのあと、この水野雅登医師がオンラインサロンなどやってると知る。まともな医者は自由診療で前払いのみのサロンなどやらないだろう。運営会社のもろもろの記載、本人ひとりだけで電話ファックスなし、投稿フォームだけ。 https://www.mizuno-no.co.jp/ 2021/08/06
まーや
3
糖尿病の治療について検査や投薬など分かりやすく書いている。特に脱インスリンの説明が多くを占めている印象。現代の食生活が糖質過剰で糖尿病人口が増える要因とあったので、糖質オフと運動を心掛けて生活しようと思った。2023/05/25
KRS
1
面白かった。糖質制限の理解が深まりました。 ただ、糖尿病を持つ人の「全て」に対して、インスリンが悪で、高血糖は問題がないというのには反対です。1型糖尿病では高血糖の原因はインスリン不足ですが、それでも網膜症も腎症も神経障害も進行します。インスリン分泌不全メインの2型糖尿病も同じでしょう。2型の高血糖は食べ過ぎだけが原因だと断定するのも間違いです。まあ診察時間が少ないと、そこを理解するのも難しいかな。この本は一部の2型糖尿病の話とすればよかったのに。2021/07/08
ssmi
0
インスリンが全て悪い理論の書き振りにやや違和感を感じ、サプリでビタミンを取りましょうという部分に極端だなーと思いました。本文中に「糖尿病は必ず治る」という医者からは逃げた方がいいという記述がありましたが、本の帯には「脱インスリン率100%」と書かれてますし…そういうところは気になります。 ただ内容はわかりやすく、非常に具体的で勉強になりました。全て鵜呑みにしていいのかはわかりませんが読んで損は無いと思います。2021/08/13