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内容説明
人間関係は人生の問題の多くを占めていて、ストレスの原因になったり、時には生きる活力の源泉になったりします。(中略)実感したのは、人間関係はその時の自分の状態を表す、ということです。(中略)この本の執筆中、世界を激変させるパンデミックが発生し、人間関係にも新しいルールが生まれつつあります。(「まえがき」より)「コミュ力不足」を自認する辛酸なめ子さんと一緒に、クスッと笑いましょう。なんとかなるさ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とん大西
130
著者初読みです。脱力的でまったりしてて斜に構えた感じ…が期待通りでよかったです。ちょこちょこ失笑と苦笑をさそうライトな書きっぷりは井戸端会議のような空気間。幾つかの自虐的エピソードもリズム感の良い文章でサラッと読ませてくれる。共感できる内容も多々あり(「宇宙人との交流術」はバカバカし過ぎて斜め読みしましたが)、おもしろかったです。2021/08/21
本詠み人
38
初読の著者さん。辛酸なめ子…このペンネームが気になり手にとったエッセイ。女子会の年代別考察が面白かった🤣2021/09/05
おいしゃん
32
堅苦しい新書的な感じではなく、同窓会やSNSでの振る舞い、店員やタクシー運転手とのコミュニケーションなど、身近なテーマのコラムなので、サクサク楽しく読める。2021/12/01
アコ
26
著者6冊め。コミュニケーションや立ち振舞いについて。コロナ禍ならではの非対面コミュニケーション、例えばZoomのことなども。/著者らしい自虐多め+ゆるりとスピリチュアルを絡めるゆるーい文体に乗せられてサラリと読了。実体験の気付きを綴ったものが多くリアルさはある。が、特殊な環境に足を運んでいるなーとも思った。それはそれで面白いんだけどね。/有名な相槌『さしすせそ』の話が興味深い。男性には効きがちだけど、女性はどちらかというと共感の相槌がいいんだそう。なるほどねー!2022/01/05
おおたん
25
コロナ禍を辛酸なめ子さん節で複雑な人間関係を生き抜く術を知ることができる一冊。時代と共に、内容も少し変わる著者の本は、読みたくなります。何かを解決する本というより、共感や友達の話を聞いている感じで、リアルに人間関係のことを感じることができます。◆「さしすせそ」さすが、知らなかった、すごい、センスが良い、そうですか。「あいうえお」ありがたいです、いえいえ、運持ってますね、縁ですね、恩に着ます。◆異業種交流会は石を投げるとマルチに当たる◆コロナ→一億総風紀委員状態◆ 23andme 遺伝子検査2022/08/11