内容説明
多くの人々を魅了する古都、京都。碁盤の目状に広がる歴史ある通りには、『通神(とおりがみ)』という神様が存在していた。彼らの世界『亰(みやこ)』は、現実の京都と表裏一体の関係だ。しかし昨今、人間の悪意や失意が『澱(よど)』となって通りに溜まり、彼らの記憶や京都にも悪影響が及びつつあった。通神の祈りだけでは、澱を祓うことができないと悟った彼らは、彼らを“視る”ことができる人間『神和(かんなぎ)』を見つけ出し、京都の未来のために古い儀式をよみがえらせることに――今、京都の通りを舞台にした『通神』と『神和』の物語が始まる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鷺@みんさー
32
通りを擬人化する、というプロジェクトありきのモノなので、設定はどないやねんと思って読んだら、まぁ、なるほどなぁと。色々内容が(特に、かんなぎたちのバックグラウンドが)薄いような気もしたが、たぶんこれくらいの濃さがちょうど良いんだろう、この手のものには(知らんけど)。最初に出てきた社畜の子は、大切にしたい相手は自分自身ってことなのかな。まぁ、澱は溜まってるかどうかは見えへんけど、せめてゴミは溜まらんよう、せいぜい地域のゴミ拾い活動に従事しよう🤗2024/03/04
ベル
7
ついに道まで!と驚いたけど、カバーの彼らは京都の歴史ある『通り』の神様で、京都と表裏一体になる亰に存在する『通神』。彼らが、人や通神に悪影響を及ぼす『澱』を、通神と通じることのできる人間『神和』と共に浄化していくお話。 京都の通りなんてわかるか~というのは、マップがついてるので多分解消されます。 さすが京都は歴史があるので「通り」に関する話などは興味深い。京都を好きな人、愛する人の人情味溢れたお話もあり。 小説はプロジェクトの一部なのかな?キャラクターがキラキラなので、アニメ化したら映えそうですな!2021/06/11
うにだ
4
表紙買いした御本。今日も通神様達はきっと私たちのことを見守ってくださっているんだろう。京都へ行く際は決まった所へしか行かないけれど、本作を読むと色んな通をじっくりまったり歩きたくなる。これシリーズ化されそうな終わり方だったけれど……是非ともシリーズ化して欲しい。まだまだ掘り下げられていない所があって気になるのき。2021/11/10
Erika
3
京都の通りを擬人化するという試みが面白かった。それぞれイケメンで個性が有り、推しが見つかりやすい。京都の豆知識も有り、楽しめた。読み終わった後は京都の街並みを散歩したくなった。2022/02/07
hotate_shiho
3
京都の歴史がある通りには、通神がいて、彼らの世界、亰は現実の京都と表裏一体。人間の負の気持ちが澱となって通りに溜まり、悪影響が起こる。通神と神和が一緒になって澱を払っていくのが凄く面白かったです。京都行きたいなぁ。2021/06/13




