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内容説明
生きづらさから自らを解き放て
少しのことにも動揺してしまい、周囲から神経質、臆病、引っ込み思案と思われている。この本は、そんな敏感すぎるHSP(The Highly Sensitive Person=とても敏感な人)のために書かれています。
一見、不安や危険があふれ、強さや明確な自己主張、機転が必要とされる現代。そんな時代の中で、過敏で繊細な人びとは生きにくさを感じがちです。
しかし、実はそんなHSPの中に、天賦の才能に恵まれた特別な人が存在しています。あなたやその仲間である彼らが、「繊細すぎる自分」に自らが傷つくことなく、周囲の人たちから理解を得ながら、より良く生活していくためには、どのように考え行動するといいのでしょうか。
自身もまたHSPである著者が、幸せになるためのアプローチを、さまざまな研究や体験を元に紹介します。 まず「自己診断」で自分のHSP度をはかり、一緒に対策を考えましょう。
原題:The Highly Sensitive Person: How to Thrive When the World Overwhelms You
※本書は『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』(講談社、2000年)(SBクリエイティブ、2008年)の改訳版です
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつお
17
内向型の活かし方。 一般的に「内向型」と言えば、悪いイメージを持たれがち。そんな内向型人間の理解を改めるための本。本書の主な内容は、①欠落の感覚、②子供時代をリフレーミング、③親密な人間関係。①について、内向型は繊細な感覚の持ち主。感受性や表現力は豊かなのだ。②について、内向型は喜びの感情も強く感じる。子供時代に愛情を持って育てられれば良い方向に成長する。が、逆の場合は子供時代に解釈を変える必要がある。③について、数よりも質を重視した人間関係が幸福度を向上する。 自分が真に幸福を感じるものを意識したい。2023/01/28
tori
6
HSP提唱者の方の翻訳本。Amazonなどに書かれているネガティブな感想と近しい感覚を覚えました。(曖昧な表現でわかりづらい、論文ではない、日本語として意味が通っていない等) HSPを初めて知った方にはかなり有益と思いますし、20年前の段階で、昨今指摘されている気質とほぼ同じところまで辿り着いているのはお見事です。しかし、厚さを鑑みた分ほどは生産的ではなく、少し残念でした。2021/07/30
柿の種
2
境界性パーソナリティー障害、境界性人格障害(BPD)のすべて、敏感すぎる私の活かし方 高感度から才能を引き出す発想術 を続けざまに読んでみて3冊とも良書でした。 物事を書き表すというのは、書き手によって見る視点が違うので読み比べることは大変知識が深まります。性格とは、生まれ持ったもの育った環境が違うので、極端に言えば一人一人違う形で現れます。なので一般化して表すという事は本来不可能なのです。2023/08/03
そらりん
1
ようやく読めた。 自分を羽ばたかせ社会に貢献しよう、と力強い気持ちになれた。2024/03/12
きたむ
1
ささいなことでも~を読んでからの復習も兼ねてのこの本を読んでみたが… もちろん学びにはなったけど、大きな違いは感じなかった。最新の知見もどの辺に織り込まれていたのかわかりにくかった… 次は、基礎は押さえれた気がするので、アーロンさん以外の外国人のHSP本も読んでみたい。 2021/06/27